ウインドサーフィンのポジションは

大きく分けて2種類存在します。

一つは風を受けてプレーニングし

滑走している状態

これを仮に「滑走ポジション」とし

もう一つは

波の斜面(パワーゾーン)をウェーブラン

しているポジションこれを

仮に「ウェーブポジション」として

考察します。

この2つの

ポジショニングの大きな違いは

1 重心が「板の外」か「板の上」の違い

2 板が水面に対して「フラット」か

「立てている」かの違い

3 「後傾」か「前傾」かの違い

要するにウインドサーフィンは

とても複雑なポジショニングが

混ざり合うスポーツであり

サーフィンやスケボー、スノーボードには

この2種の中の「滑走ポジション」は

存在しません。

同じ横乗りスポーツでも

大きな差があります。

しかし

ウェイクボードとウインドサーフィンは

似たようなポジションが存在し

2つとも「滑走ポジション」は

外からの「力」(風や船からのパワー)に

対して「抵抗」して重心を大きく

「板の外にハズす」ポジションです。

(この時、カーブから直線に移行して走っています)

カービングの鉄則はカーブとカーブを

繋ぐことで、深く回れば次のターンも

深く鋭角に返ってきます。


ウインドサーフィンの

オンショアウェーブにおいて

リップに鋭角に当てる

リッピングには

ストラップイン・スイッチスタンス

「クリューファースト」が

とても有効です。

でも長く引っ張り過ぎると

何故か調子が悪くなるのは

この2つのポジションが

「混ざり合って」しまうからです。

クリューファーストで風を

取ると板はフラットになる

でもリップに向かうには

板を「ラフ」させて立てないと

いけない

板を立てて「ラフ」すると

風を受けての滑走状態が止まる。

「ひえーーー」😱

じゃあどうしたらいいの???


自分が完璧に出来ているかは

別として

理屈的には分かっています。

1 クリューファーストで本人が知らないまま

滑走ポジションに移行した重心をもう一度

前傾して「ウェイブポジション」に戻し

その状態でもう一度板を立てて

リップに鋭角に当てる。

2 クリューファーストで開いたセイルを

裏風ギリギリまでもう一度閉じて

リッピングにタイミングを合わせて開く。

いずれにしても「プレーニング」が

止まっては終了ですが...


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