釣り師風来坊のつれづれ日記 -13ページ目
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小笠原世界遺産に決定 \(^o^)/


ご存知の方も多いでしょうが、とうとう小笠原が世界遺産に決まった。

自然の多い色々なところに出没するわしじゃが、なんと世界(自然)遺産に登録された、「知床」「白神山地」「屋久島」そして今回登録された「小笠原」のどれにも行ったことがない。 (>_<)

小笠原に行くには、小笠原丸という客船に乗っていくしかないけど、なんと片道25時間半もかかる。

そして、船は週に1便しかでていない (^^;;;

最低1週間は仕事を休まなきゃならんのだ。

小笠原海運


それでも行きたいとおもう。

出来れば、今年か来年・・・

今年中には自分の身辺整理もしたいと思っていて、それが片付けば、精神的なつっかえもなくなるんで、大いに楽しんでこようと思っている。

そんな不便な小笠原ではあるが、ここに空港建設の話があるらしい。

だが、まともな滑走路を作れば1500m位は必要だ。

東洋のガラパゴスと言われていて、生物の多様性や固有性は目を見張るものがある。

空港を建設して自然を破壊するのは、まずい。

しかし、島民の利便性や観光客の受け入れ能力のアップを考えるともっとなんとかすべきだとおもう。

東京都も色々考えているようであるが、その一つに飛行艇を使うという案がある。

日本には世界最高性能の飛行艇があるのを知っているかな?

その名も「US-2」太平洋戦争当時世界最高峰の性能で名を馳せた二式飛行艇の技術を継承した飛行艇なのだ。

救難飛行艇US-2

実際、この飛行艇は、海上自衛隊が病人の搬送や遭難者の救助で活躍しており、小笠原諸島にも度々訪れているのだ。

この飛行艇を旅客用に改修して、運行すれば、滑走路はいらないし、東京-小笠原間をわずか2時間半で行き来できる。

問題は・・・元々軍用機(救難機)なので、べらぼうに高い (^^;;;

旅客用に改造し35人前後しか乗れないのにお値段は200人乗りの旅客機と変わらない (笑)

一機百億もする。

量産したくても、武器輸出三原則とやらで海外に売れないそうだ。

軍用機と言っても、救難機だぞ! 機関砲も積んでいない(積んでいても取っ払えばいいだろ)

戦車を売るのとは話が違う。  バカじゃないか?

役人は一刻も早くこんな法律を改正すべきだ。

値段さえ折り合いがつけば、消防飛行艇や救難飛行艇としての需要は結構あるそうだ。

それに、旅客の輸送能力が上がれば、その需要も増えそうな気がする。

・・・まぁ、仮にそういう話になってもあと10年くらいはかかるだろうから、今は小笠原丸で一週間かけていくしかない。

むしろ、一週間のんびりじっくりと小笠原の自然を堪能するのもいいではないか!

イカのお話

先日の500円硬貨事件は、如何に自分が知らない事が多いか思い知った次第ですが、身近な事で知っているようで知らない事って、結構あると思います。

因みにあの500円硬貨は、10年で47都道府県全部の硬貨を発行するすですよ。

造幣局の通販で買えます。


さて、その身近な事でで知らない事ですが、先日タイトルに釣られて衝動買いをした本があります。

イカはしゃべるし、空も飛ぶ〈新装版〉 (ブルーバックス)/奥谷 喬司

¥945
Amazon.co.jp


ね! 何やら怪しいタイトルでしょ。

イカが話す?

そして飛ぶ?

この本に興味を持ったのは、BBCだったか海外のサイエンス番組で、数億年後に栄える生物としてイカが進化して、栄えるみたいな番組を見た事があって、そんな記憶も手伝って、この本を買ってしまったのですよ。

ところが、この本の内容はそんな夢物語じゃなくて現実の事実としてイカの生態について詳しく書かれた本なんですな。


そして、わかった事はイカについて自分が如何に無知だったか!

皆さんイカって何種類位いると思いますか?

20~30種類?

なんと数百種類もいるそうですよ。

それで日本人は数十種類のイカを食べていて世界で漁獲されるイカの半分を食べているそうです。

最もポピュラーなスルメイカだけど、その生態がわかってきたのはここ30年位だそうですよ。

へぇぇぇぇ でしょ。

ところで、イカが話すなんて有り得ますかね?

イカが鳴くなんて聞いた事ないでしょ!

イカは鳴きませんよ。

イカの会話ってのは、どうやら体の模様を変える事でコミュニケーションをとるみたいですな。

ある種類のイカは、メスが産卵する時にメスの周りを回って、メスに見える体半分の模様は優しい緩やかな変化をさせながらメスに見えない方は、別のオスを追い払うために激しく模様が変化する威嚇信号を出すそうです。

なんとも器用ですな。

人間のオスの中には、「お前だけを愛しているよ」って、複数の女性に言う器用なのがいますが、あれはあまり感心できませんね。

同性の私は、大体直ぐに見抜けますが、何故か女性は意外と騙されてたりしますなぁ。

おっと、話が逸れました。


では、珍しいイカと言うとどんなイカを思い浮かべますか?

私なんか、やっぱりマッコウクジラと戦ったり、伝説のクラーケンのモデルになったダイオウイカなんか珍しいイカだと思います。

ところが、もっと珍しいイカがいます。

トビイカというイカの種類です。

そう、種類ということで、一種類じゃないんです。

名前の通り空を飛ぶイカです。

こんなイカがいる事を知っていましたか?

トビウオは知っていますね?

あの魚は飛びます。

フェリーとか船の上から見た事がある人も多いと思います。

伊豆諸島に向う船ならば大抵見れると思いますよ。

あのトビウオは実に400mも飛ぶ事があるそうです。

それで、トビイカは、どの位飛ぶかと言うと、30~40m飛ぶそうです。

へぇぇぇぇぇぇぇ でしょ!

しかも、このトビイカは、沖縄地方では漁の対象で食べられているそうです。

へぇぇぇぇぇぇぇ でしょ!

今度沖縄に行く機会があればぜひ食べて見たいですね。

そして更に驚くのが、普通のイカもトビイカ見たいに飛ぶ事があるそうです。

へぇぇぇぇぇぇぇ でしょ。

こうなるとどうやって飛んでいるか気になりますね。

写真を直接貼るのは、著作権の事も気になるので、写真が載っているホームページにリンクを貼っておきますね。

http://doubutu1.seesaa.net/article/127004891.html

どうですか?

面白いでしょ。

足を翼見たいに広げて飛ぶんですね。

日本人にはとても馴染みの深いイカですが、意外と知られていない生き物でも有りますね。
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