釣り師風来坊のつれづれ日記 -12ページ目

待ちに待った My New Glider

そう、とうとう来たのだ。
細かいことは置いておくが、長い私のパラグライダー人生で、気の遠くなるような時間が必要だった。
正直もう止めてしまおうと思ったこともあったのだ。 いくら仲間が、お古をただでくれると言っても、それはそれ、空を飛ぶ道具である。 一気40万円以上・・・いや物によっては50万円以上するグライダーを、中古といえどもただでくれるほど世の中甘くはない。
甘くないのにただでくれるってことは・・・・ かなりくたびれているのだ。 くたびれている = ちょっと・・・危険である。 (笑)
因みにパラグライダーの寿命は、年に50時間くらい飛んでいたら6~7年である。 私が最後に乗っていたのは、発売されてから15年近いと思う。 ・・・・ 

まじか (笑) 実際かなりヤバイ状態で、まぁ・・・よく飛んでいたと思う。 そして、やっと新しいピカピカのグライダーに乗れるのだ。 まず、それがどんなもんか・・・・


あははははははは
速い!
なんであぶねぇ~って言われたかって?
フレアーを欠けるのが早かったんだ (^^;;;
あと1m降りてから欠けるのが正解なんだが、人がじゃまで強引に降ろした。
しかし、殆ど衝撃もなく実にマイルドな失速特性なのだ。
もう一本
今度は上から撮った映像





いやぁ~いいねぇ・・・このグライダーマジでいいわ(笑)
オマケで、悪友Kが飛んだ動画もある。


いやぁ~滅茶苦茶ですな
本人の名誉のために言いますが、本当にこの日は風が悪かった。
私は、少しましになったタイミングで出たんだなぁ・・・
でも何度見ても笑えるけどね (笑)

星空

ちょっと体調を崩しておりまして・・・

中々更新できなかったんです。

とても言い訳がましく恐縮です。

さて、タイトルイにあります「星空」ですが、皆さんはどのような星空を見ますか?

野宿をよくする私は、星空を良く見ます。

しかし、息を呑むような、星空というのは中々おめにかかれないのです。

色々な条件が重ならないと良い星空に出会えないのです。

良い星空に出会えばそれを写真の収めたいと思うのも人情です。


その昔、天文小僧だった私は、星空の写真も沢山とりましたが、中々上手に撮れませんでした。

しかし、カメラがデジタルになって、性能が上がってくると、結構簡単に星空が撮れるようになってきました。

といっても、やはり機材の差はでます。

これから紹介する星空は、そんな機材の進化と私自身の撮影や画像処理の技術の進化の過程を表してもいます。

写真をクリックすると大きな画像が見れます


日光の星空2011年10月29日  日光の星空2011年10月29日

奥日光の星空 (カメラ NIKON D7000(APS-Cサイズ) レンズ AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED 

拡大してみてもらえばわかるが、画像が滅茶苦茶荒い。

いくら画像処理をしても、天の川が砂で書いたようにしか見えない。

撮影は2011年10月29日


筑波山の星空2013年12月14日  筑波山の星空2013年12月14日

筑波山の星空 (カメラ NIKON D800(フルサイズ) レンズ AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED 
この時は、月が出ていて、星空を撮るには条件が悪かった。

空が青くていかにも星空に見えるが、こういう夜空は、月夜に撮れる。

星があまり写っていないのは、これ以上露出を長くしても空が明るくなるだけで星の数が写らないのだ。

ただ、当時の愛機D7000を全損してしまい、シャッターの感覚が後継機のD7200はイマイチだった事やD800の画質の良さ、シャッターの感覚が気に入って大枚はたいて買ったのだ。

これで撮った星空の滑らかさは、息を呑む程で、この写真でもそれは良くわかると思う。
残念ながら天の川は写っていないが、偶然にも流れ星が写った。


里美の星空2013年12月30日  里美の星空2013年12月30日

プラトー里美の星空(カメラ NIKON D800(フルサイズ) レンズ AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED)

茨城県の中でも星空の美しさはトップクラスである。

・・・がこの時の私の露出時間やノイズを恐れてISO感度を3200にしたこともあり、あまり綺麗に天の川は写らなかった。



裏磐梯の星空20140920

裏磐梯の星空(カメラ NIKON D800(フルサイズ) レンズ AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED)

これはコンポジット合成(複数の写真を合成する)を使ったのだが、そもそも空の状態が良かったこと
そして、夏の銀河は、一年のうちで最も美しいのだ。



大子の星空20141213  大子の星空20141213

大子の星空20141213

大子の星空(カメラ NIKON D800 レンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED)

レンズはよりハイスペックなものを使い解像度も上がったのだが、ちょっと雲が出たのとキャンプ場の光がちょっと強くて・・・


四万十川の星空20150110  四万十川の星空20150110
四万十川の星空20150110  四万十川の星空20150110

四万十川の星空(カメラ NIKON D800 レンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED)

ここほど美しい星空は何十年も見たことがない。

それ程美しい星空だった・

何よりの証拠に街灯が写った星空で天の川がしっかり写っている。

北の天の川はあまり良く見えないのが普通なのだが、こんなことがあるとは・・・・

これは合成でもなんでもない。

しかも、20秒も露出しているのだ。

他の星空では、これほど露出すると真っ白になってしまいます。

夏になれば、いったいどんな星空が見えるのだろうか。


実はこの夏に石垣島に行く予定をしている。

うまくいけば、目を見張るような星空がとれるはずだ。

もう1つオマケ

四万十川に行ったとき、たまたまラブジョイ彗星が地球に最接近していた。

残念ながら尾は全くと言って良いほどなかったどころか、肉眼でもどこにあるのかさえ判らなかったのだが、写真にはしっかり写っていた。

しかも、エメラルドグリーンに輝く不思議な彗星だった。

では、ごらんあれ

真ん中より少し右上にある緑色のもやっとした星がラブジョイ彗星です。

左の雲のようなものは、天の川の一部です。

ラブジョイ彗星20150109

虫の声

ブログをはじめてもう何年になるんだろう?
恐らく10年近くになるのかなぁ・・・

毎年、季節を感じる風物の1つにムシの鳴き声がある

それもアオマツムシという虫

前にも書いたと思うけど、このアオマツムシ・・・実は外来種らしい

私が子供の頃は聞いたことがなかった

都心の街路樹でも夜になると「リーリーリー」と大きな鳴き声がするので、皆さんも聞いたことがあるというかとてもポピュラーな鳴き声の虫

私は、この虫の鳴き声を今夜初めて聞いた

自然ってのはすごいなぁと改めても思うのは、毎年殆ど同じ日(数日のずれはある)に鳴き始める

鳴き声はすれど中々本物にはお目にかかれないが、街灯の下とかにいることがあるので、もしも鳴き声を聞いたらちょっと探してみるといいですよ




春の終わりを告げる虫の鳴き声

なんだか辛気臭い話ばかり続いたので、ちょっと季節感のある話をしましょうか

春の訪れを告げるものって何がありますか?

・・・

・・・

・・・

色々ありますよね。

あえて私は書きません。 (笑)


では、春の終わりを告げるものはなんでしょうか?


えっ!?

色々あるって?

皆さん中々感性が強いですね


私は、ぱっと出てこないんですよ。

何故なら、春終=初夏 という図式がなかなか成り立たない。

私は・・・ですよ。

夏の前にはいや~なじめじめ梅雨がありますよね。

じゃぁ、入梅が春の終わりか?


と考えると、これまたどうも怪しいのです。

第一例年入梅なんてのは、関東だと6月中旬以降ですよ。

5月って春なのかなんなのか・・・良く解らなくなります。


これ以上考えても仕方がないから先へ進みます (笑)

私にとって春が終わるんだと思う時期は以外に早くて、4月の中旬から下旬だと思っています。


既に皆さんも耳にしていると思いますが、ちょっとした草むらで「ジ~~~」とい虫の鳴き声を耳にしませんか?

これは、キリギリスの仲間でクビキリギリスという虫です。

この手の虫の中では、一年の内で最も早く鳴く虫です。

そして、この虫が鳴かなくなるといよいよ梅雨に入り初夏となるのです。


また、カエルも鳴き始めるのが同じくらいの時期で、

晩春->春終を知らせてくれるのではないかと・・・・


最も私は、子供の頃より虫やカエルが好きだったからこんな事で季節の変わり目を知るわけですけど、花が好きな方は、もっと色々な事を知っているのではないかと思います。

桃の花とか梨の花ってのは、そろそろ咲き乱れる時期ではないでしょうか?

牡丹とかはどうなんですかね?

都会の真ん中だと中々感じられない季節の変わり目ですが、ちょっと土のある場所に行けば都会の真ん中でも自然に触れられる事ができると思います。

GW中、ちょいと時間を取って皇居とか神宮の森とか荒川や多摩川の土手なんて行って見てはどうでしょうか

事件簿 その1 自然は恐ろしいものでもある

数年前、親会社から出向してきた営業部長がいた。

T大出のバリバリのエリートで、海外赴任経験も多くて、外国語に堪能なスマートガイだった。

乗っている車は、スリーポインテッドスターの高級車だった。

一方・・・この俺はというと

三流バカ大出で、ハッタリと勢いと超能力(笑)で成り上がった博打打。

乗っていたSUVは糞嫁に分捕られ、代わりに乗り出し32万円のオンボロ軽だ。(今も乗ってるよ)

およそ生き方も環境も違う二人だが、彼は営業の頭、俺は技術の頭として、共に仕事をすることも多かった。

それも結構いい関係を築いていたのだ。

俺からすると、エリート本線というレールを走ってきた彼は、安心感があるし、よほどのことがないと危ない橋も渡らないから、後方を心配する必要がない。

彼から見れば、常に道なき道を行き、線路を敷設し、どんなアクシデントがあっても、刺し違えてもなんとかする俺は、ユニークだったし、別の意味で安心感があったんだろう。


当時、会社を取り囲む環境は厳しく、新規マーケットの開拓を任された彼も、なかなか結果が出ずに、やがて親会社へ戻っていった。

エリートってのは、何が違うかっていうと、反社会的な間違いさえしなければ、多少の失敗でも受け皿が必ずあるものだと思う。

私生活でも彼と俺とでは正反対だった。



だから、先日彼が山で遭難をして亡くなったと聞いたときは、自分の耳を疑った。

標高はそこそこあるが、それ程険しい山ではなく、親子連れでも登るような山なのだ。

一方私は、火山だの、パラグライダーだの、登山だって、地元の山なら態々登山道のない山中を登るような、アドレナリン中毒だ。


この事件を知った時、会社では、皆が口を揃えて「お前こそいつ死んでもおかしくないのに」と言われた。

全く否定できない。



一体何があったのか?

色々な情報からわかったことは、登山スタイルも私とは正反対に近かったということだ。

共通点といえば、単独で山に入ることくらいか。


なんの因果かは分からないけど、これまで知人、友人で山で遭難死したのが4人もいる。

自然はとても素晴らしいものだが、時に牙を向くことがある。

そして、その牙は、たとえベテランといわれる人でも、ほんの些細なことから、命を落としてしまう事がある。

俺は大丈夫なんて一度も思ってはいない。

むしろいつ死んでもおかしくないと思っている。

それでも、あえて書かせてもらう


山に入るときは、必ず以下の事を守ってください。

・ 一人(単独)で山に入らない。
・ 無理のない登山計画(夏場なら必ず午前中に下山できる行程を組む)
・ 日帰りでも万が一の事を考えて夜明かしができる最低の装備を持っていく。
・ 水は、多すぎると思うくらいでいい(特に夏)
・ ファッションじゃなくて実用的な服装で!(実用的でおしゃれなものはOKOK)
・ 体調が万全であること(遭難死した一人は、登山中に体調を崩して亡くなった)

ルールを守り無理のない行動をすれば、自然はとても優しく受け入れてくれるものだ。


写真は、8月1日に栃木県那須岳(茶臼岳)に登った時のものです。
ただ、この時は私の精神と体調が悪い中を登ってしまいました。
自分では死んでもいいやと思うくらい投げやりな気持ちで登っていたので、人に偉そうな事を言える立場ではないですね・・・ 幸い悪友のKAZが一緒だったので、事故もなく無事に登山を終えました。

風に乗って...

風に乗って...

風に乗って...

風に乗って...

風に乗って...

風に乗って...