小笠原世界遺産に決定 \(^o^)/ | 釣り師風来坊のつれづれ日記

小笠原世界遺産に決定 \(^o^)/


ご存知の方も多いでしょうが、とうとう小笠原が世界遺産に決まった。

自然の多い色々なところに出没するわしじゃが、なんと世界(自然)遺産に登録された、「知床」「白神山地」「屋久島」そして今回登録された「小笠原」のどれにも行ったことがない。 (>_<)

小笠原に行くには、小笠原丸という客船に乗っていくしかないけど、なんと片道25時間半もかかる。

そして、船は週に1便しかでていない (^^;;;

最低1週間は仕事を休まなきゃならんのだ。

小笠原海運


それでも行きたいとおもう。

出来れば、今年か来年・・・

今年中には自分の身辺整理もしたいと思っていて、それが片付けば、精神的なつっかえもなくなるんで、大いに楽しんでこようと思っている。

そんな不便な小笠原ではあるが、ここに空港建設の話があるらしい。

だが、まともな滑走路を作れば1500m位は必要だ。

東洋のガラパゴスと言われていて、生物の多様性や固有性は目を見張るものがある。

空港を建設して自然を破壊するのは、まずい。

しかし、島民の利便性や観光客の受け入れ能力のアップを考えるともっとなんとかすべきだとおもう。

東京都も色々考えているようであるが、その一つに飛行艇を使うという案がある。

日本には世界最高性能の飛行艇があるのを知っているかな?

その名も「US-2」太平洋戦争当時世界最高峰の性能で名を馳せた二式飛行艇の技術を継承した飛行艇なのだ。

救難飛行艇US-2

実際、この飛行艇は、海上自衛隊が病人の搬送や遭難者の救助で活躍しており、小笠原諸島にも度々訪れているのだ。

この飛行艇を旅客用に改修して、運行すれば、滑走路はいらないし、東京-小笠原間をわずか2時間半で行き来できる。

問題は・・・元々軍用機(救難機)なので、べらぼうに高い (^^;;;

旅客用に改造し35人前後しか乗れないのにお値段は200人乗りの旅客機と変わらない (笑)

一機百億もする。

量産したくても、武器輸出三原則とやらで海外に売れないそうだ。

軍用機と言っても、救難機だぞ! 機関砲も積んでいない(積んでいても取っ払えばいいだろ)

戦車を売るのとは話が違う。  バカじゃないか?

役人は一刻も早くこんな法律を改正すべきだ。

値段さえ折り合いがつけば、消防飛行艇や救難飛行艇としての需要は結構あるそうだ。

それに、旅客の輸送能力が上がれば、その需要も増えそうな気がする。

・・・まぁ、仮にそういう話になってもあと10年くらいはかかるだろうから、今は小笠原丸で一週間かけていくしかない。

むしろ、一週間のんびりじっくりと小笠原の自然を堪能するのもいいではないか!