『ジェンV』観ました。
ドラマの感想はネタバレ含みます。
血を操る能力者マリー(ジャズ・シンクレア)は、
能力者を集めたゴドルキン大学に入学します。
少女時代、能力をコントロールできず、
両親を死なせてしまった過去のある彼女は、
能力者の孤児院で自主訓練してきて、
この大学で勉強して、
スーパーヒーローになることを夢見ていました。
しかし、知り合ったばかりの学内の人気者ルーク(パトリック・シュワルツェネッガー)が暴走して学長を殺害するところを目撃、
その後、彼は自殺してしまいます……
海外ドラマ『ザ・ボーイズ』のスピンオフドラマです。
コンパウンドVという薬を赤ん坊の頃に投与されたこどもたちが、
成長して能力者になり、
スーパーヒーローになったりするこの世界。
能力を使いこなせずに苦しんだり、暴走したり、
能力そのものがヘンテコでヒーローに向いてなかったり、
この世界の能力者たちにはいろいろ問題があるんですが、
そういう若者たちのための大学です。
学科は犯罪対策科かエンターテイメント科に分かれてます。
そこが、なんていうか、そうだね……
スーパーヒーローか大道芸か。
どっちにせよ、
結局は能力者のこどもたちを見世物扱いしている……
パワーの制御とか使いみちとか、
そういうことを教えてほしいところなんやけど…と思ってたら、
そもそもこの大学はヴォート社と提携しているので、
まともに能力者のこどもたちを導く気はないのです。
競わせ、自分達の御しやすいようにしつけるだけ。
もとより倫理観も皆無。
そりゃトラブルも起きますわなって感じ…
どうして人気者だったルークが暴走したのかを、
彼の友人たちが探っていくなか、
さらに闇深い事実が発覚して、
『ザ・ボーイズ』シーズン4にもつながっていくことになります。
どうなっちゃうの!?というところで終わるので、
シーズン2があるんでしょうね。
気になる!!!
ブログタイトルは、個性豊かな同級生たちの中で、
ジョーダン・リーというキャラクターを応援していることを表明するものです。
(^_-)☆
男性にも女性にも自在に変身するキャラクターで、
それぞれの体で発揮できるスーパーパワーがある、
かなり強力な人物。
ポスターではわかりやすさのためにふたり並んでますが、
実際はひとりです。
生まれたときに男性だったので、
親御さんは男の子として育てて、期待もしているので、
「ずっと男でいることもできるだろ」と言ってくるシーン、
『X-MEN2』のアイスマンのご家庭思い出したわ……
親に「ふつうのふりもできるだろ」って言われるやつ。
LGBTQのみなさんが身内にカミングアウトしたときに言われがちな言葉……
ジョーダンの性格的には男性的(こういう言い方が正しいかわからんけど)で、
たぶん仲間も“彼”と呼んでて、
女性に変身してもファッションや言葉遣いとかも男性的で、
男性寄りのキャラクターになってるとは思うけど、
でも、それを決めるのは本人だし、
本人が男性だと決めつけられるのが嫌だと言ってるなら、
本人が居心地よいほうに合わせていきたいよね。
それに、女性がスカジャン着てるからって、
中身が男性なのではっていうのはけっこう乱暴だよなと気づきました……
スカジャン着て言葉遣いの荒い女性はふつうにいるし、
マニキュアしてメイクする男性もふつうにいる。
現在MTFトランスジェンダー女性として生活している人が、
必ずスカートを履かなきゃいけないかっていうと、
そんなわけないじゃん。
そういう気づきになる、複雑なキャラクターで、
応援したいし、好きになっちゃいましたね!
女性のジョーダンめちゃ可愛いしね!
(*´∀`*)ポッ
で、改めてポスター見てもらって。
このジョーダンが、
主人公のマリー(銅像の右側)とおつきあいするキャラクターだとは、
なかなかのイレギュラー展開ではないでしょうか。
次のシーズンがどうなるかわかりませんが、
ジョーダン・リーを!!応援しております!!
へっぽこハンターコトワでした!
\(^o^)/