短期間に変わっていくことばの意味 | へっぽこハンター日記

へっぽこハンター日記

新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

久しぶりに書肆喫茶moriさんにお伺いしました!

 

 

キャロットケーキを焼いたとツイッターでおっしゃってたので!

どんな感じか気になって!

 

ふわふわ、かつ、しっとりで、すごく素朴な甘さでした。

はじめて食べるのになぜかなつかしいおいしさ!

オレンジジュースが隠し味とのことでした。

イタリアふうのレシピなんだって!気になる!

( =^ω^)

 

紅茶はいつものローズティ。おいしいねー!

\(^o^)/

 

 

読ませていただいた本!

『バットマン・テイルズ:ワンス・アポン・ア・クライム』。

 

いろんな童話をDCキャラクターで翻案したもの。

DCのキャラクターは詳しくないんだけどおもしろかったです。

 

お姫様と豆の話は、ガラッと変えられてて、

ゴッサム署での一夜の話になってて、

取り調べを受けるヴィランたちが嘘ばっかりつくという展開、

おもしろかった!

 

不思議の国のアルフレッドも楽しかったです。

自分の体が伸びるときに、昇給率より高いみたいな感じのことを言ってて、

ブルース!アルフレッドにもっとお給料上げて!と思いました。

(≧▽≦)アハハ

 

 

香港出身のリトルサンダーさんの『カイロー』も読ませていただいた。

すんごい分厚くて、それもそのはず、

三冊のコミックを一冊にまとめているのでした。

その三冊のそれぞれのキャラクターが、

おそらく書き下ろしのこの表紙に描かれてます。

 

カイローという不思議な生き物が登場することが、

この三冊の共通点なんだけど、

ガッツリ登場人物になっているお話もあれば、

テレビ番組のキャラクターという、ちょっと離れた存在だったりするお話もあって、

かなり不思議なオムニバスでしたね。

 

青春のヒリヒリとキラキラを表現するような物語なんですが、

最後の話は、感情を表に出してはいけないという国家の近未来SFになってて、

最近『レベリオン』観たから思い出しちゃった。

 

ただ、この話は『レベリオン』とは違って、

政権交代があって、

今度は常に笑顔を見せなければいけないことになる…

 

これを香港の作家さんが描いているの、

ちょっといろいろ考えちゃうよね……

 

最近、とても短いスパンで、

ことばの意味や使い途が変わったりしているのを目のあたりにしていて、

どうなんだそれはと思うことが多いので、

それを思い出したんですよね……

 

たとえば、“裏金”ということばはNHKではもう使わず、

“還付金”と呼んでるとかね。

いやいや、裏金は裏金やし、脱税やろ。

こういうことしだすの、ほんまに、戦前のはじまりなんよ。

 

こどもたちにまともな未来を残すためにも、

ことばを代えてごまかし、

常に正しいことを“差し控える”連中は選挙で叩き落とそうね。

 

あと、政治とは関係ないんだけど、

僕は“景色”ということばの使い方が、

いつぞやのサッカーから変わってるのが気持ち悪くて好きじゃないです。

 

ことばは変わっていくものだけど、

受け付けないもんは受け付けないし、

やなもんはやだ!

(((-д-´。)(。`-д-)))

 

いろいろ考えさせられるお話で、

かつ、イラストがとても可愛らしいので、

いろんな人に読んでみてほしいですね!

 

 

まだ気になる本がいろいろあったのに、

ここで、時間切れだったので、

またお伺いします!!

へっぽこハンターコトワでした!

( =^ω^)