『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』観ました。
旧作につき、ネタバレあります。
イギリスの田園地帯。
徴兵によって父親が不在の農家。
母親・イザベル(マギー・ジレンホール)は3人のこどもに加えて、
親戚のふたりのこどもが疎開してきて、
てんてこまいになります。
そこへあの魔法使いの乳母、
ナニー・マクフィー(エマ・トンプソン)がやってきます……
クリスマス辺りに、
母上が『ナニー・マクフィーと魔法のステッキ』を観てみたいというので、
いっしょにアマプラで観まして。
僕は観たことがあるんですが、改めて観たら、
コリン・ファースが若くておもしろかったです。
観終わったら、続編があると表示が出て、驚いた!
それもいっしょに観ようということになりました。
これは問題のある家庭にやってくる魔法使いのナニーのお話で、
彼女が設定した五つのレッスンをこどもが習得したら去っていく、というあらすじ。
今作は前作のクソガキたちとは違って、
最初から家の農業を手伝うしっかりしたこどもたち。
ただ、都会から疎開してきた気取った親戚のこどもたちと衝突するというもの。
田舎に来たくなかった彼らは騒ぎを起こします。
さらに、母が勤めている雑貨屋の主(マギー・スミス!!)はちょっと認知症ぎみで、
棚卸しが地獄の様相を呈してしまう!
そして、ギャンブルで借金をつくってしまった叔父さん(リス・エヴァンス!!)が、
自分にも相続権のある農場をなんとか売りに出すよう、
売り手の決まっていた子ブタたちを逃がして一家をピンチにします。
この逃げた子ブタたちを捕まえようとして、
都会育ちのこどもたちも打ち解けられるようになる、
このエピソードが邦題のもとになっています。
まあ、動物を使った魔法はやり過ぎちゃってちょっとアレなマクフィーさん、
この映画の主題という内容ではないのですけどね……
都会からきたこどもたちも、
親の離婚が確定していて、大変デリケートな時期にあることがわかり、
父(レイフ・ファインズ!!)は陸軍のお偉いさんですがこどもに冷たくて、
母は連絡もしてこない。
農家のこどもたちと親しくなっていくことで、
この都会のこどもたちもこどもらしさも出てきて、
大変かわいかったです。
戦争という恐ろしい背景があり、
大変スリリングなシーンもありましたが、
こどもたちがほんまに可愛らしくて面白かったです。
ちょっと泣いてもうた!
前作よりもこっちのほうが好きです。
(^-^)(^-^)
ブログタイトルは、こどもたちが五つのレッスンを経て、
立派に生活できるようになったので、
去っていくナニー・マクフィーのシーンから。
お母さんが「あなたがいないと無理ーーー!!!」と、
こどもたちよりも全速力でマクフィーさんを追いかけるのです。
しっかりした長男ノーマン(エイサ・バターフィールド!!!)も、
「母さん、走れ!!」と叫びます。
こどもたちはもとから立派だったけども、
この若いお母さんが常にいっぱいいっぱいだったんですよね。
そらそうだよね。
お父さんは戦争にとられちゃうし、
仕事は大変だし、でも、貧乏だし。
家はめちゃくちゃに散らかってるし。
で、本気で全速力で走る姿がおもしろかった。
いや、あの、笑ったらあかんけど、ちょっと笑った。
しょうがないよね!
(^_^;)
でも、「大丈夫、もう私は必要ないですよ」と告げ、
マクフィーさんが去っていく野原の先から、
怪我をしたせいで帰ることができたお父さんが現れるのです!!!
キラッキラの笑顔のユアン・マクレガーーー!!!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
最高のハッピーエンドでしたし、
あのさ、キャスト、豪華すぎませんかね???
ビックリしたわ!!
(*゚∀゚人゚∀゚*)♪
あと、雑貨屋の主(繰り返しますがマギー・スミス!!)が、
実は前作の一家の末っ子、当時は赤ちゃんだったアギーだとわかるの、
続きで観た身としては、
「アギーーーーー!!!」って叫びましたね。
すごくよかったです。
エマ・トンプソンが脚本もやってて、製作にガッツリ尽力してるので、
これほどの豪華キャストがチラッとの役でも、
出てくれてるのかなと思いました。
はーおもしろかった!
クリスマスに心暖まる素敵な映画を観て、
幸せ気分になりました、
へっぽこハンターコトワでした♪
\(^_^)(^_^)/