「嘘でしょ」はこっちのセリフだぜ…… | へっぽこハンター日記

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新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

『クネクネ』観ました。

なんやようわからんが、たぶん旧作につき、

ネタバレあります。

 

 

 

母の再婚相手とキャンプに連れてこられて、

大変不服なチサト(しほの涼さん)。

彼女のそんな態度に母(前田明日香さん)もイライラ。

 

人里離れたキャンプ場に向かってたのに迷子になり、

再婚相手(中野剛さん)はあせって、

山奥を歩く現地の人に話を聞きますが、

「今すぐ帰れ」と言われてしまいます。

 

結局キャンプ場がわからないので、

その辺でテントを張ることになり、

再婚相手の娘・ハルカ(所里沙子さん)も加わって、焼き肉だ!

 

しかし、チサトはその場を離れ、

山奥の神社を発見。

そこでこの界隈には不気味な言い伝えがあることを知り、

キャンプはやめて帰ろうと母に言いますが、

チサトの態度にイライラしていた母は彼女を厳しく叱りつけ、

結局その夜ここでキャンプすることに……

 

 

 

47分のショートムービーだったので、

観てみたらすげーひでえクオリティでした……

めちゃくちゃ長く感じた……

 

クネクネしてなかった…

 

現地の人が“クネクネ”と呼んでいる悪霊は、

トヨコという現地の超能力者で、

村の人に拷問を受けて死んだせいで悪霊になっている……って、

それは貞ちゃんやん……

 

で、そのいきさつで、

トヨコさんのことを“クネクネ”とあだ名で呼ぶって、

(拷問で熱湯をかけられて身をよじって苦しんで亡くなったから、

クネクネしてるように見えたらしい)

人間として邪悪すぎないか?

 

そんなひどい村人が、

クネクネの犠牲になってクネクネした死体になったお母さんを運んでいって、

チサトがなにするねんと怒ったら、

なんかクネクネの犠牲で死んだ死体は首を切っておかないと、

ほかの人を襲うようになると言い出し……

なにそれ吸血鬼?

いよいよクネクネ要素がなくなる……

 

あまりにひどくて、

見たことを後悔しました。

オススメできません!

 

こういうときはよかったさがし。

よかったことは……あんまりないんやけど……

 

母の再婚相手(どんくさい)とその娘さん・ハルカ(鈍い)が、

山の中を逃げているときに、川を見つけます。

「川だ!」とふたりは喜ぶけど、

喜んでる場合ではなかった……というシーン。

 

山で迷子になったとき、

川を追ってはいけないというルールを思い出しました。

 

水が飲めるし、水は上から下に流れるんだから、

いずれ麓に着けそうやんと思うけど、

それは素人考えらしい。

 

岩などがあったりして足を取られやすく、

沢を歩くのは通常より体力を消耗すること、

川の先には滝があったり、歩ける道がなくなってたりすること、

そんなことから、

川を追うと下山できる見込みがなくなるんだそうな。

 

『相棒』で知った知恵です。

右京さんの話はタメになりますなあ!

(≧▽≦)

 

なので、「川だ!」と無条件に喜んだ時点で、

このふたりが知識のない状態でキャンプに来たんだとわかるなーと思ったんでした。

そんな意図がほんまにあったかどうかは知らんけど!

 

あと右京さんはあんな感じだけど、

意外にサバイバルに強いのいいよなと。

この映画に関係ないww 

やはり極限状態で我々を生かすのは知識!

\(^o^)/

 

 

だいたい若い娘さんをふたりも連れているのに、

その辺で寝泊まりしようとするとか、

正直、この父親はほんまに役立たずすぎる!

悪霊じゃなくても、

ほかにもいろいろ危ないことあるやないか!

(`Δ´)

 

 

ブログタイトルは、

雨が降ってきて、チサトが「嘘でしょ?」と言って終わるラストシーン。

 

たぶん水辺に現れるというトヨコさんが、

雨が降ったらどこにでも出てくるということなんだろうと思うのですが……

ちょっとわかりにくくて、

いや、「嘘でしょ」はこっちのセリフやで…

(^_^;)

 

水辺ではなかった神社近辺もふつうに歩いてはったような気もする…

脚本家か監督、ちゃんと仕事して……

( ´-ω-)y‐┛~~