海外ドラマ『80日間世界一周』観ました。
ドラマの感想には少しネタバレ含みます。
裕福な資産家のフォッグ(デヴィッド・テナント)は、
科学が発達したこの19世紀なら、
80日間で世界を一周できるだろうという興味深い新聞記事を見つけます。
金持ちクラブの仲間に、
お前にはそんな冒険は無理だろうなと言われてバカにされたので、
彼らは賭けをすることに。
わけありフランス人従者・パスパルトゥー(イブラヒム・コーマ)と、
件の新聞記事を書いた記者のミス・フィックス(レオニー・ベネシュ)とともに、
いざ世界一周の旅に出発だ!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
ジュール・ヴェルヌの有名な冒険小説を現代風にアレンジ。
楽しかった!
それぞれに事情や思惑や欠点のある三人が、
大変な出来事をクリアしながら友情を育んでいくのがとても良かったです。
フォッグは着替えをするのも、
両手を上げて、
従者がカフスを嵌めてくれるのを待つようなキャラで、
ほんまに世界一周なんか無理やろと思いましたが、
知識を活かして、
なんとか頑張るようになりました。
世界一周っていいますが、
思ったよりは多くの国をめぐるわけではなく、
同じくらいの緯度の国を渡って地球をぐるっと一周。
イギリスを出発して、
フランス→イタリア→エジプト→インド→
香港→無人島→アメリカ→イギリス。
そんで、フランスではクーデターに巻き込まれ、
イタリアでは列車事故、
エジプトでは危険な部族の追い剥ぎに…
と、いろいろあって、
この旅で一番野蛮だったのはアメリカ南部カウボーイだって言うのが、
なかなかおもしろいね~。
┐(´∀`)┌
ほんとにいろいろあったあとだったので、
その白人から「お前の連れの黒人が」って言われて、
心の底から「はあ?(#゚Д゚)」って思った。
「だからなに?!」ってね。
でも、イドリス・エルバみたいな黒人保安官がめちゃくちゃかっこよかったから、
アメリカの思い出もまあまあだったよ。
( ^ω^ )
そして、フォッグの金持ち仲間・べラミーについて、
ずっと彼からバカにされてるのに、
彼は友達だと主張し続けるフォッグの姿に、
学校におけるいじめの構図を見たりした。
いじめられてるのにそれを認めず、
にこにこやりすごしてしまう…
そして、心の中には自分を卑下する気持ちが積もっていく…
よくない!
いじめるほうが悪いのに!
被害者なのに!
それをいろんな人がたしなめてくれて、
やっとフォッグは一歩踏み出す。
その一歩は世界一周なんだけど。
("⌒∇⌒")
パスパルトゥーにもミス・フィックスにもそれぞれそういう一歩があって、
全8話のミニシリーズですけど、
たっぷり楽しめました!
思うところもあるけどね、
大金持ちだからできることやんね…
何回か荷物が全部なくなるけど、
お金はあるからなんとかなる…
うらやましー…
(^-^;
僕は大切な荷物が多いんで、
こんな旅は無理だけど、
熱気球には乗ってみたい、
へっぽこハンターコトワでした!
(^o^ゞ