おつかれさまです。
へっぽこハンターコトワです。
m(_ _)m
ついにワールドカップがはじまりまして、
寝不足の毎日を過ごしております。
そのことはまたまとめて書きたいと思いますが、
先にこのワールドカップの問題点について、
とてもモヤモヤしていて僕の心がしんどいので、
書いておきますね。
今回のワールドカップの開催国・カタールについて、
スタジアムやその周辺のインフラ整備の際に、
外国人労働者の皆さんを不当に酷使し、
6500人以上の移民労働者が亡くなったという事実がまずあり、
最近やっとテレビでもそのことを報道するようになりました。
スタジアムの冷房のための莫大なエネルギー消費も問題になっています。
また、同性愛が禁止されている国で、
抗議活動の過程で不当逮捕が続いていて、
先日は出身地の旗を持っていただけの人をその旗の柄が虹色に見えたからと当局が誤認逮捕するという事件も起きまして。
性的マイノリティの人たちへの人権侵害が深刻であることも、
取りざたされています。
こういった人権侵害をしている国が、
オリンピックやワールドカップを招致して、
スポーツの祭典で盛り上がる人たちをごまかして、
そういうことに口出しさせないようにする、
スポーツウォッシュというような側面が、
昔からあるんですよね…
実際、抗議している人たちに対して、
「スポーツに政治問題を持ち込むな」と言ってる人たちもたくさんいて、
それって、こういう国の思うつぼなんです。
それに人権侵害は政治問題じゃないんですよ、
右でも左でも、
健康に生きる権利がみんなにあるんで。
僕はサッカーを見るのが大好きで、
ワールドカップはいろんな国のスター選手がいっぱい見られてほんとに楽しいんですけど、
こんなにいろいろ問題があったら正直しんどい…
抗議している人たちに“屍の上の玉蹴り大会”と揶揄されるの、
しんどいけど事実だからつらい…
そんななか、各国の選手さんたちもアクションを起こしてました。
当初ドイツを含む複数のヨーロッパのチームのキャプテンが、
虹色のハートマークに「ONE LOVE」と書かれたキャプテンマークの腕章を巻き、
性的マイノリティ差別への反対を訴える予定でしたが、
FIFAから着用した場合は警告を出すと言われて、やむなく断念。
このFIFAの対応について、
ドイツのサッカー連盟は「検閲だ」として強く批判。
黙らせられたという意味を持つ、手で口をふさいだジェスチャーで、
「人権問題は譲れない」とコメント。
改めて抗議の意思を示しました。
ちょっと、ホッとしたんです。
選手に非はないけど、
やっぱり人権侵害の片棒を担いでる感じがあったから。
ちゃんと抗議してくれて嬉しかった。
ボイコットしろと言われるとしんどいですが、
こういうアピールはできるよね…
ヒジャブのかぶりかたが正しくなかったとか言われて逮捕された女性が不審死した件で、
大規模な抗議デモがあったイランも。
デモの逮捕者に死刑が宣告されたそうで、恐ろしい話ばかり耳にしますが、
イランの選手はデモに連帯を示し、
国歌を歌いませんでした。
本当に命がけの抗議だと思う。
国が国だけに…
いつかこんなことを誰もしないですんで、
世界中が安全にスポーツを楽しめる時代になってほしい。
へっぽこハンターコトワでした。
個人的には、日本の選手団もそういうことができればいいのにと思いますが…
日本は人権意識、低いよね…
( ´-ω-)y‐┛~~