批判されてる人たちはどんな気持ちでドラマを観るのか | へっぽこハンター日記

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新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

『ザ・ボーイズ』シーズン3観終わりました。

ドラマは続いているので、感想にはちょっとネタバレあります。

 

 

前シーズンのフィナーレで、

飛行機事故の証拠映像をスターライト(エリン・モリアーティ)に握られたホームランダー(アントニー・スター)は、

以前のような傍若無人なふるまいは控えるしかなくなります。

 

ブッチャー(カール・アーバン)は悪い能力者を狩る仕事は続けてますが、

当局の一員となったヒューイ(ジャック・クエイド)のもと、

あくまで殺しはなし。

ホームランダーへの怒りはずっとくすぶりつづけていました。

 

しかしホームランダーの能力をなんとかする方法を考えないと復讐はできません。

 

そんなある日、クイーン・メイヴ(ドミニク・マケリゴット)から意外な情報がもたらされます。

第二次大戦中に活躍したスーパーヒーロー、ソルジャー・ボーイ(ジェンセン・アクレス)を死なせた武器なら、

ホームランダーも殺せるかもしれないという情報でした…

 

 

 

さらっとまとめたけど、実のところ、もっと込み合ってて、

ほんとによくこれだけの内容を詰め込んだなあという感じでした。

 

このドラマはエログロ部分が取り沙汰されることが多いけど、

今のアメリカのいろんな部分が切り取られていて、

なんかほんと、すごいんですよね、批判の反骨精神が。

『マッドマックス』観た時も思ったんだけど。

これぞ、クリエイターの仕事って感じ。

 

実際のところ、トランプを応援している人たちとか、

全米ライフル協会の人たちとか、差別主義者とか、

そういう人たちってどんな気持ちでこのドラマを観るんだろうと思ったりした。

自分たちに対する皮肉って気づかないのだろうか?

それともそもそもドラマなんか観てないのかな?

自分たちみたいな人たちがだいたい悪人役だもんね?

 

 

 

今回初登場のソルジャーボーイは、

二次大戦時の英雄という設定などはキャップっぽかったけど、

キャップとは全然違ったので、ほっとしました。

 

キャップそのまんまの姿で、中身は悪人とかだったらどうしようと思ってたんで…

しかも演じているのはジェンセン・アクレスさん…

『スーパーナチュラル』のディーン兄貴…

無駄に顔が良い!!!!!

(;^_^A

 

いやあさー、学生時代、『源氏物語』を勉強したときにさ、

どんなにすごい男前でも、中身がクズってわかってて、

ほんまになびくかね?って思ってたんですよ。

 

でも、このドラマのソルジャーボーイ見ててさ…

ジェンセンの顔が良くて、

一瞬善人に見えそうになって、あーこういうことかーって思いましたw

(≧▽≦)アハハハ

 

 

あと、フレンチーとキミコのほほえましいエピソードがあると、

フラグが立ったように思えて、めちゃくちゃおびえました…

あのふたりになにかあったら生きていけない…

 

フレンチーがキミコのことを“mon coeur”(my heart)と呼ぶのが、

めちゃくちゃ好き。

 

以前フランス語の勉強をしている友達が、

“coeur”は“クール”とカタカナで表記することが多いけど、

発音はもっと複雑で、しかも人によって微妙にちがう、

なんなら、若者発音とかはやりとかまで出てきて、

めちゃくちゃ難しいという話をしてて、

“心”という単語の話なだけに、

示唆的でおもしろいなと思ったものでした。

 

フレンチーは一般的な“キャー“みたいな発音してたよ☆

(^_-)-☆

 

 

なんとなく勝手にシーズン3で落ち着くのかと思ってたから、

このエンディングはちょっとショックでした。

シーズン4に期待します!

 

あ、言うの忘れてたからここでまた言っておくけど、

スターライトは僕の生きる光です。

たとえ彼女がそのヒーローネームを捨てても…

 

 

Imagine Dragonsの『Bones』がばっちりかみ合ったカッコいい予告映像貼っておくね!

 

 

 

 

マジでかっこいい予告な!

(((o(*゚▽゚*)o)))