『ガールコップス』観ました。
旧作につき、ネタバレ含みます。
かつて辣腕を振るっていた刑事ミヨン(ラ・ミラン)は結婚と出産を経て、
今では市民からの苦情窓口で働いていました。
義妹であるジヘ(イ・ソンギョン)も刑事になっており、
最前線で活躍するはずが、
血気が盛んなためにおとり捜査で失敗。
ミヨンのいる窓口へ一時的に異動させられてしまいます。
ある日、若い女性が窓口に訪れるも、
なにも言わずに車道に飛び出し自殺を図ります。
彼女のスマホから、彼女が性暴力の被害者であり、
しかもその様子を撮影した動画がネットに拡散されようとしていることがわかります。
ミヨンとジへは彼女の名誉を守るため、
暴行犯の一味を追います…
スター・チャンネルの韓国映画特集で観ました。
めちゃくちゃおもしろかった!
\(^o^)/
めちゃくちゃ強いミヨンさんがおもしろい!
気性の激しいジへも強くて、クライマックスでブチギレするシーン、
とても良かったです。
同じ窓口チームにいるジャンミさんが、
実はホワイトハッカーで、防犯カメラの映像を駆使して犯人を発見するシーンもめちゃ楽しい。
正義感が強く、腕っぷしも強く、勘も良い、
そんな彼女たちが女性だからと活躍させてもらえないの、
もったいなさすぎる!
このあとは独自チームをつくって活躍してほしいです。
(*^-^)
あと、捜査権限がないのにどうしてここまで必死になるかという話で、
ミヨンさんが「あきらかに被害者なのに、彼女たちが自分を責める状況が悔しいじゃないか」と言うシーンが胸に刺さりましたね。
そうなんよね、
なぜか性犯罪は被害者の人たちが責められたり自分を責めたりしている。
派手な服を着ていたのが悪かったんじゃないかとか、
すきがあったんじゃないかとか。
ほんとに嫌なら抵抗できただろうとか言うやつもいる。
ほかの犯罪ではありえないと思うんよね、
被害者にこんなこと言うの。
それは男性中心の社会で、男性が基準だから。
当事者意識がなくて、
性犯罪で被害者になるケースがほとんどない、
あるとしたら加害者側なので、
そういう発想になるし、刑罰も軽い。
男性も同じくらい被害に遭う可能性があれば、
被害者を責めるような発言は減るだろうが…
それってつまり想像力の欠如だよね。
でも、自分の大切な女性がそんな目に遭って、
腹が立たないんだろうか…
彼女がミニスカート履いてクラブに行ったのが悪いと思える??
意味がわからんのよね…
韓国では最近こういう問題提起のされている映画がたくさんつくられてて、
良いことだなと思いました。
日本では映画監督が映画出演をちらつかせて女優さんたちに性行為を強要したというニュースが今話題になってますよね。
ジェンダーギャップが先進国内でぶっちぎりのワーストの日本、
このままでは世界に置いていかれる一方やで…
日本もほんとうの先進国になるために、
人権意識をアップデートしていかないといかんと思いました!
ブログタイトルは、犯人の一味が関係しているタトゥーショップで、
ミヨンさんとジへが大暴れしたあとのシーン。
謎の女ふたりが暴れて全員逮捕されたという報告を受けた犯人たち。
女性が暴れたというニュースだけでも彼らにしてみれば意味不明なのに、
「その女たちはアロハシャツに着替えたらしいです」と告げられます。
なんそれwww
(≧▽≦)アハハ
そして、その直後に、アロハシャツを着たジへがクラブにゆっくり入ってくる…
なんかその状況がめちゃくちゃツボった、
へっぽこハンターコトワでした!
(≧▽≦)アハハ
いやもう、もっと大暴れしてくれていいで!!
アロハシャツで!!
\(^o^)/\(^o^)/