先日テレビで『眠狂四郎 the final』やってまして、家族で観ました。
田村正和さんをすっごく久しぶりに観て、お元気そうでうれしかったです。
眠狂四郎というと、転び伴天連という改宗させられたポルトガル人宣教師と日本人女性との間に生まれたハーフの剣士で、
円月殺法という独自の戦い方でめちゃくちゃ強い浪人ということしか知らないのですが、
田村さんの当たり役として有名なんで観てみた。
キリスト教が徳川幕府によって禁止され、
拷問を受けて、改宗か死を選ばされた宣教師の皆さんの苦悩は、
『沈黙』という映画で少し前に話題にもなったのでご存知のかたも多いはず。
だからね、バレンタインだのクリスマスだのに盛り上がる人を見て、
「日本関係ねえのに日本人はどんなお祭りもやりたがる」と言う人いるけど、
それは幸せなことなんだよ、平和ってことだから。
なにかあったら、異教徒はまっさきに狩られるからね。
というわけでそんな不遇な元宣教師が別の女性と結ばれて生まれた、
母親違いの弟という人が日本政府の転覆を狙うお話でして、
仕方ないね・・・とか思いました。
で、まず老中と手なずけて、そのあと江戸にお目通りして、将軍を・・・・とかいうとっても地道すぎる計画で、
思わず笑ってしまった(笑)
日本政府の転覆を狙うわりに、しっかりそのレールに沿った犯罪計画www
血のつながりをあてにして、
狂四郎さんにもお手伝いしてとお願いにくるのですが、
もちろん狂四郎さんは拒絶します。
というか、父を知らず、母元で暮らして、
しかもハーフのこどもを生んだせいでおそらく周囲から責められ、心を病んで自殺した母しか知らない狂四郎さんと、
元宣教師の父と一緒に暮らしていた弟さんとではぜんぜん育ちが違うし、
正直、血のつながりって言われても・・・
最近思うんだよね、血のつながりってなんだろうって。
そんなに大事かな?
ふつうに生きていて、血がどうとかわかんないじゃん?
一緒に暮らすとかそういうほうがよっぽど大事だろって思う・・・
そんな話を見ているとき、母が「足袋が合ってない」と急に言い出し。
スペシャルドラマですから、着物はもちろん立派なものを用意しているけど、
足袋までなかなか行き届いていないことが多いらしく、
足に合ってない既製品を使ってるなーとか思うらしいです。
どこ見てんのwww
それで思い出したんだけど、
ツイッターでよく見かけるエレベーターが大好きな息子さんの話で、
オリンピックを見てても、オリンピック会場のエレベーターが小さくて、
パラリンピックのときどうするんだ?ってつぶやいてたそうで、
どこ見てんのwwwって。
(≧▽≦)
ほんとマニアックな人っているよね・・・
うちの母もそうなんだけど・・・
僕もオタク気質だから、こういうのは血なのか・・・
(^▽^;)
でもまあ好きな物に詳しくなるのはしかたないじゃんね!!!
そんな母が狂四郎さんの帯を見て、
「かっこいい・・・あんな結び方やってみたい・・・」とうっとり申しており、
さすがやな狂四郎さん・・・と思った、
へっぽこハンターコトワでした!
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪