先日ブルーレイ購入した『キャビン』を見ました。
旧作につきガッツリネタバレしますので、いやな人は読まないでね☆
すごくおもしろい映画でございますよ!!
おバカな若者が山小屋でバケーションを過ごそうとしてナニかに襲われる、というアメリカのホラー映画にありがちなシチュエーションを逆手に取った展開!!!
太古の恐ろしい神を鎮めるために、
生贄をさまざまな化け物に殺させ、それをリアリティショーとして見せるというお役所みたいな組織がありまして。
しかし、生贄のほうはほんとに生死がかかってますから、
思うとおりに殺されてはくれない。
そこをいろんな手を使って、ショーがうまくいくようにしなくてはならないのです。
各国に支部があって、日本支部は失敗なし。
しかし、今回はその日本支部も失敗。
女子小学生たちの教室に貞子チックな悪霊を放ったんですが、
なんと小学生たちはこの霊をカエルに封じ込めることに成功して、
ひとりも死ななかったっていう!!!
日本の小学生、どうなってんねん!!
( ̄▽+ ̄*)
各国で失敗が続き、ショーがうまくいかないと、神が怒ってこの世の終わりが来てしまうのです。
で、頑張るアメリカ・チーム。
アメリカ・チームはアメリカのホラー映画の定石通り、
おバカな若者たちが山小屋でなにかに襲われるというシチュエーションを踏襲。
まあ、実際、すごくよくあるんだよね、こういう映画・・・
僕が思うに、たぶん各国の支部はそれぞれの国のよくあるパターンのホラー映画なんだと思う。
だから、日本は貞子www
そして、アメリカのこの手のホラー映画のおバカな若者のパターンとして、
女子はブロンドのエッチな女の子とブルネットの真面目な女の子、
男子はやんちゃなマッチョとちょっと賢い腰ぎんちゃくと冗談ばっかり言う変人っていう配役があるんね。
それを、娼婦・処女・兵士・学者・愚者という型にあてはめて、
生贄ショーをプロデュースするんやけど、
実際には人間ってそんな型にはまるわけなくて。
今回生贄に選んだ子たちも、これにちょっと当てはまらなくて、
それが敗因のような気がする。
娼婦って言われるほどジュールスはエロくないし(金髪でもなかった)、
「処女!」って言われて、「私が?」って顔をした処女じゃないデイナ、おもろかったwww
兵士のカートはやんちゃだったけど、もともとそんな乱暴なことをする人じゃないと、
愚者のマーティが言いだしたり。
そう、この子たちは、仲良しなんです。
お互いをよく知ってるし、友達思い。
誰かが死んだらショックを受けるし、彼氏彼女の関係じゃなくたって、お互いを心配するんです。
そんで、組織の人たちが思いもよらなかったメンバーが残り、
世界の破滅がはじまっちゃうーーーー
ヾ(@^▽^@)ノ
閉じ込めていたモンスターたちに襲われていく職員たちの姿は凄惨ですが、
ちょっとザマミロなんだよね・・・
そして、ホラー映画好きにはたまらないのが、このモンスターたちのストック!!
いろんなホラー映画のオマージュが!!!
ゾンビ一家とかチェーンソー持った大男とかピエロとか双子の少女とか!!!
パズルボックスを持った、顔に刃物が刺さった黒衣の大男とか!!!!!
ピンヘッド様ならぬ・・・ソウヘッド様?о(ж>▽<)y ☆
そんで、ラストもね。
すっげー悲惨にもかかわらず、笑顔で終わるんだ!
こんな映画あるかなってくらい、楽しい!!!!
(^O^)/
ブルーレイ廉価版、発売したばっかりですので、
たくさんの人におすすめです!!
これがアメリカ版ポスター。
そいや、画像を探してたらですね。
キャスト・スタッフの写真がありまして。
カート役の兄上(クリス・ヘムズワース)小さく見える、なぜだ?!
しかし・・・この右端のおっさん・・・見覚えが・・・
と思ったら、『アベンジャーズ』の監督のジョス・ウェドンでしたー!
共同脚本・製作だったらしいよ!
そら楽しいわなー!