これは映画か、現実か?www | へっぽこハンター日記

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新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

ディスカスさんからやってきた『MAMA』観ました。


経済不安などから精神を病んだ男が仕事仲間と妻を殺害し、

ふたりの幼い娘を連れて無理心中をはかろうとします。

ひとけのない山小屋で娘を手にかけようとした瞬間、

山小屋にひそんでいた何者かが男に襲い掛かります・・・


男の弟のルーカス(ニコライ・コスター=ワルドウ)は、兄とそのふたりの娘たちを探し続け、

山小屋でこどもたちが発見されたと連絡を受けます。

彼女たちは四つん這いで移動する不気味な行動をとるようになってしまっていました。

ふたりの身を案じ、彼はGFのアナベル(ジェシカ・チャスティン)と4人暮らしをはじめますが、

それから奇妙な出来事が起こり始めます・・・


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こんな感じであらすじを書くとさ、

まるでルーカスが主人公っぽいけど、彼は狂言回しですらありません。

実際に大変なのはアナベルだし、

途中まで謎解きを頑張ろうとするのは精神科医です。


山小屋で少女たちを見つけたのだってルーカスに派遣された地元のおいちゃんたちだしな・・・

こどもを引き取るとか偉そうなことを言っても、

やつはなんにもしてないに等しい。


なんでこんな設定なのかよくわかりませんが・・・

男性の身勝手で女性が犠牲になることの暗示だろうかとかも考えたが、

精神科医はおっさんやしな・・・


そんなちょっと引っかかる点は置いておいて、

ホラー描写はとても楽しい映画でした。


画面の奥で何かがチラって動く、とか。

気づいたら、後ろにいる、とか。

そういう、オカルトホラーの楽しい部分がいっぱい詰まってて、

これは好きな感じだなーって思いました!


長女のヴィクトリアはちょっと目が悪くて、

眼鏡をかけないときはぼんやりとしか見えず、

そのぼんやりとした視界になにかがいる、っていう描写がすごくよかった!


ママは結構すごかったしね!!

ヾ(@°▽°@)ノ


休日ののどかな午後にこれを観まして、

画面の隅々まで集中して観てたんだけど、

僕の家の窓のところを猫が通って、そっちに反応したり、

カラスが飛んできて、窓が大きく陰ってビクッてなったり、

こどもの声が外から聞こえてきて、

「これは映画?それとも現実?」ってせわしなかったです(笑)


僕の家は、猫とカラスとサギが戦ったりして、庭が騒がしいんだよね・・・

近所のこどもの声も大きいし・・・

世が世なら、お化け屋敷だよな・・・

( ´艸`)フフフ


ネタバレなしでいきたいですが(そんな大したネタもないですが)、

ママがいろいろ夢で見せてくれたり、

崖のシーンや、ルーカスの兄が山小屋を指さすイメージとか、

何かがいる感じとか、

なんとなく『リング』を思わせるなと思ったのは、

僕が貞子先生のファンだからでしょうかね・・・


まあ、すべてのオカルトホラーの究極形態といっても過言じゃないと思うんだよ、

貞子先生は・・・

あくまで『リング』の貞子ね。

『貞子3D』とかの貞ちゃんじゃないほうね!

(-^□^-)ニャハハ


と、かなり楽しんで観ました。

ツイッターのホラー仲間におすすめされて観たんですが、

これはなかなかよくできてると思いますよ!

おススメです!

( ̄▽+ ̄*)