人気キャスターの息子・カイル(アレックス・ペティファー)は、
華やかなルックスで、学校でもリーダー格の高校生。
自分の容姿をひけらかして、
魔女とあだ名されてるゴスっ娘のゾラに恥をかかせます。
彼女はほんとに魔女で、
彼を無惨な容姿に変身させます。
彼の腕に浮き出た植物のタトゥーに花が咲く一年後までに、
誰かから愛されなければ、永遠にこの外見のままであると告げられ、
さらに人気キャスターの父から隔離されてしまい、
自暴自棄に。
しかし、学校の環境委員で知り合ったリンジー(ヴァネッサ・ハジェンズ)のことが気になりだします。
彼女の父のピンチに乗じ、
彼女を自分の家にかくまうことにしましたが、
現在の自分の外見から、愛されるのは無理ではと一喜一憂…
どうなるカイル?
ビーストリー [DVD]/ヴァネッサ・ハジェンズ,アレックス・ペティファー,メアリー=ケイト・オルセン
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あらすじをご覧の通り、
『美女と野獣』の現代版です。
見た人のレビューを見て、
おもしろそうだったので借りてみました。
しかしちょっと…残念だったかな。
そもそも『美女と野獣』じたいあんまり好きじゃなかった…
(;^_^A
だってさ、人間は外見じゃないよねってことを謳ってるストーリーなわりに、
女性は美女なんだよねえ?
そこは誰も疑問に思わないのか?
で、誰かから愛されなければならないっていうのもさ…
誰でもいいのか?
それってほんまに愛か?
性格がいいからって惚れるわけでもないじゃないですか。
こんなクズ!みたいな男にもちゃんと奥さんいたりするしさ。
てなわけで、
一歩身を引いた感じでふたりを見守りました…
このカイルという男に感情移入できないもんで…。
両親(主に父)との葛藤は、
早熟そうな見た目とは裏腹にティーンエイジャーらしくて、
そのあたりの雰囲気はよくて、
いい役者さんだなと思いました。
“美女”役が、ディズニー・アイドルのヴァネッサ・ハジェンズ。
この子はあんまり美人じゃない…
そこがよかった(^皿^)
家が貧しくて、ヤバい仕事してる残念な父とふたり暮らし。
真面目に勉強して、バイトして、
二年間お金貯めて、
マチュピチュ旅行に行くのが夢で、
バイトの帰りにはホームレスの人たちの食事支援のボランティアしてる。
いつも思うけど、
貧乏な僕たちの方が貧乏な人たちについて考えて社会貢献して、
カイルみたいな金持ちほどそういう知識も意識もない。
お金があることが悪いんじゃないですよ、
紛争地域に医療品届けるのにだってお金がかかるわけだし。
ただどう使うかの意識の差って、なんで生まれるのかなと思います…
だからこのエンディング、納得いかないんですよ。
自分のことだけを考えてた彼がまわりの人のことも考えるようになった、
みたいな感じだけどさ。
結局金で解決した感が否めない…
手術やビザ、もろにコネだし、
障害がある人をちょっと軽くみてないか?
マチュピチュ旅行…そらあんたはぽんっと出せる額かもしらんが、
二年間バイトした彼女に失礼とは思わないのか?
それに聖書にも書いてあるよ、
悪魔だって好きな人にはよい贈り物をする。
好きでもなんでもない誰かのことも考えてするのがほんとの善行ってもんじゃないか?
てなわけで、
このエンディングが嫌で、複雑な気持ちになりました…
途中のやりとりはよかったんですけどね。
女子が喜ぶと思ってブランドの鞄とか貢ぐけど、
あっさり捨てられて、ガーンってなる顔はなかなか見ものでした(^皿^)
こいつがルミエール、このひとがポット夫人、
とか考えるのも楽しかった。
ええ、ただのディズニーファンです(´ψψ`)フフフ
さて、ブログタイトルですが、
カイルが異なる外見になってしまったために彼女に本名を名乗れず、
ハンターと名乗ります。
『パラノーマル・アクティビティ』、
『キラー・エリート』、
そんでこれ。
ハンターって名前、
アメリカではポピュラーなんか?
(;^_^A
いい意味かなあ…
僕もハンターって名乗ろうかなあ…
(^ .^)y-~~~