ドラゴンハント:大徳寺の鳴きドラゴン | へっぽこハンター日記

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新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

今日は大徳寺にまいりましたよー、ドラゴンハント!

大徳寺は龍宝山と呼ばれていて、
いくつものお寺が敷地内にあります。

大徳寺塔頭の龍源院に寄りました。


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じゃじゃーん!
ふすま絵ドラゴン!
ドラゴン本体は3枚のふすまに描かれてますが、
そのさらに向こうのふすまにも足が描かれてまして、
ながーいドラゴンなんだと思うとうれしくなりました。
(*´∀`*)


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石庭。
こちらには庭がいくつかありまして、
方丈前のこの石庭が“竜吟庭”だと思って撮影しましたが、
こちらもじゅうぶん美しいのですが、
あとでパンフ見たら、
別の庭でした・・・

いちめん苔が生えてる庭があって、
そっちの庭だった…
苔がすごいから違うと思いこんでいたけど、
この苔こそが大海原をあらわしていたそうです・・・

コトワ、禅の心からはやはりほどとおい・・・
(>o<)


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かやぶきの屋根がすごく美しい書院。
古いことがよくわかるのに、立派な保存状態です。


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世界の喫煙所から(^皿^)

こういったお寺や関連建造物の中に喫煙所があるのをはじめてみました。

すぐとなりに東滴壷とよばれるつぼ庭があって、
これほどリッチな喫煙所はほかにないだろう・・・
 
あ、すぐそこは井戸なんで、火事にも備えているようです。(^◇^;)


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鈴木松年画の白蔵主。
禅僧のふりをしてつましく修行し、
町では困った人をたすけていた白狐だそうです。

なぜ人をばかすと言われている狐がそんな立派な行いをしたのかは謎。
興味深い話だなあ!
(^o^)

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こちらが本命、
本日から特別公開のはじまった大徳寺の鳴き龍。

撮影禁止ですので、またまた看板を撮影。

狩野探幽画の見事なドラゴンで、
天井の構造で、中心ちかくの下で音をたてるとそれが響きわたります。

それ自体はおもしろいんですけどね・・・

ここ、靴袋が用意されてなかったんですよね~。

お寺や関連施設では靴を脱いであがります。
そういうとき、今までのドラゴンハントでまわったお寺ではふつうに靴を入れる袋を用意してくれていて、
そこに入れて持ち歩くわけです。
しかしここにはそれがなくて、
靴箱に入れるか、置きっぱなしにするらしいんですね・・・

靴を盗まれたり、はきまちがいされたりしたらどうすんのさ・・・

でも靴に関するトラブルの責任は問いかねるというし。

ちょっとひどくないですか?

たくさんのお寺をめぐってこんな扱いだったのはここと二条城だけ。

これは是非とも改善してほしいなあ。

外国のお客さんも多いわけですから。

というわけで、靴が大事な僕はここ、楽しめなかった。


そのあとまわった唐門のドラゴンのほうがずっと楽しかった。
靴脱がないでいいからね。

そっちも撮影禁止なんですけどね。
カラフルな色彩で、麒麟や鳳凰などを従えて、
まんなかにどーんとドラゴンが二頭!

あれは値打ちあるな!


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勅使門。
彫刻が美しい。
このうしろに有名な三門がありますが、
金ぴかですので撮影せず((*´∀`*))

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竹が京都っぽくてきれいだ!
この竹林の向こうが龍翔寺らしいのですが、
入り口がわからなかった。
公開してないのかも。

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石壁がユニークな近衛家墓所。
時代劇に出てきそうですね。

最後のドラゴンハントなのに、
なんかちょっと不満が残る結果になったので、
このまま近所の今宮神社へ移動します!
(>_<)