『ニンジャ・アサシン』を見ました。
イギリスの映画雑誌ではじめこのタイトルを見たときはめまいがしましたが、
『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟が製作してるので…。
実は先日『鉄拳』を見て、すごくがっかりしまして。ハリウッドが日本を題材にするとロクなことがない。なんか天下一武闘会をしてるだけの映画ならよかったのに(アクションを期待してんだからさ)、ぬるいメロドラマだったりして。
アクションも一番楽しかったのは一回戦のカポエラ・ファイターだったし。
だからなんとなく『ニンジャ・アサシン』もそんな感じかなと思ってたんですが。
もう、しょっぱなから首が飛んでえらいことに(笑)。
首も手も足もぶったぎってて、ぐっちゃぐっちゃで、そらもうひどい有様で、楽しいのなんの。
びっくりするくらい切り株映画でした。
内容はアレなんですが、影の中から染みだしてきたみたいにあらわれる“ニンジャ”は相当不気味で、かなりよかった。
おわったあと、かなりテンション上がってたんですが、ほかのお客さんの反応は若干微妙でした。
というのも、この映画、主役の“雷蔵”(ひどいネーミング!)をピ(RAIN)さんが演じてるんです。
それで、お客さんは韓国好きなおとなな女性の方がメイン。
そういう方たちからしてみれば、この映画、血だけでなく断面までぱっくり映りますので、そら気持ち悪かろう。
えらい場所に居合わせましたね。あとは血の海ですよ(笑)
と、にやにや笑いながら、映画館をあとにしました。