今は、ドイツはドレスデンに来ています。
久しぶりにワイナリーめぐりです。
今回は、私も全然前情報がないのですが、かなりマイナーなワイナリーに訪問です。

場所は、陶磁器で有名なマイセンの丘の上にあるシュロス・プロシュヴィッツというワイナリーです。
まづは、邸宅に訪問です。これは、1704年に作られたバイシュリンゲンです。

ワインのテェイスティング&ワイナリーめぐり

ここは、リッペ家という貴族の末裔がスタートしたワイナリーです。
リッペ家は、第2次世界大戦中ナチス政府とありが合わず、43年に写真の
住まいは没収されます。また、45年の敗戦後は、旧ソ連に占領され、貴族は
旧西独に追放されました。しかし、東西統一後、故郷に戻りたいという父の
口癖を思い出し、ゲオルグ・プリンツ・ツア・リッペ氏は、建屋を取り戻し、
また、総額1000万ユーロをつぎ込んで、ブドウ畑を整備しなおし、
立て直したと言うことです。

当日到着すると、早速ヴァッカーさんが出迎えです。
ワイナリー訪問でわざわざ出迎えてもらえるとは思っていなかったので
びっくりです。そして、なんとWelcom Drink。

ワインのテェイスティング&ワイナリーめぐり ワインのテェイスティング&ワイナリーめぐり
お部屋もとってもおしゃれな感じです。
ここは、概観をツヴァインガー宮殿をまねして1910年に作ったそうです。
天井には、中国風の絵が書いてありました。

そして、Testingです。
ワインのテェイスティング&ワイナリーめぐり

飲んだのは、ReslingのZektワイン。ドイツ語でSparkring Wineのことです。
思ったよりもすっきりとした感じで、甘さは少なめ。酸味も若干あり
ちょうどよかった。蜂蜜のような香りも感じられた。おいしかった。

因みに、ここでは、白が80%でグラウブルグンダーがメイン。
その他は、ヴァイスブルグンダーやリースリングなど。
赤は、シュペートブルグンダーがメインとなっている。
畑は、97haと30haの2箇所がある。また、畑は、エルベ川沿いにあり、
川からの太陽の反射で、2度温度を高く保つことができるようにしている。

この後、ここのお城の周りをご紹介していただいた。
まず、向かいにあるのが、1776年に召使の建屋として追加される。

ワインのテェイスティング&ワイナリーめぐり

また、近くには地下室があり、この敷地内では、一番古い
施設になる。約300年前に作られた。
ちょうど写真の木の葉で覆われたところが、地下室への入り口となっている。

ワインのテェイスティング&ワイナリーめぐり

結構急な階段を下りていくと、ちょっと広くなった地下室があった。
今でも、ここでパーティーなどのために、貸すこともあるとのこと。
なかなか、雰囲気のいいとことだった。

ワインのテェイスティング&ワイナリーめぐり ワインのテェイスティング&ワイナリーめぐり

この説明の後、いよいよワインを造っているところへ、移動。
そこで、Testingもしたので、詳細は次回へ。