そんなこんなで、
すごい展開になってきた相続問題。
きちんと法律にのっとって処理を進めるために、
司法書士の方の力もおかりして、
いろいろと相談をさせてもらい、
里子に出されたという、
そのお姉さんの消息も掴んでいただきました。
母は・・・どんな気持ちだったのかなぁ?
司法書士の方から、
「先方に連絡をするので、
出来たらその前に、ご本人(母)から手紙か
電話で簡単に説明しておいてください。」
そう言われ・・・
母は、会った事もない実の姉に、
手紙を書いていた・・・。
内心、ドキドキだっただろうね・・・。
まだ、恨んでいるかもしれない・・・
この上、揉め事が増えたりしたら・・・
そんな気持ちもあったのかな?
自分が悪いわけではないけど、
ただ1人里子に出された姉を思うと・・・
母の胸中は、あたしにはちょっとわかりません。
ぶっちゃけ、
母とそのお姉さんは2歳も離れていないそうです。
タイミング次第では、
自分が里子に出されていた可能性もあったんだとか・・・。
手紙には、あまり余計な事は書かずに、
大体の一部始終と、お姉さんにも相続の権利がある事を書き、
連絡が欲しい旨を伝えました。
それから・・・
3日後くらいに、その方から電話が来ました。
中学生の頃の手紙では、
自分を里子に出した両親を恨んでいた様だったけど、
70も半ばを迎えた今では、
すっかりそんな気持ちも消え、
むしろ、
今現在は子供にも孫にも恵まれて幸せだと・・・。
東京に居たら、こんな生活は出来なかったかもしれない、と・・・。
里子でも、九州の田舎で育ち、今がある事を感謝してる・・。
そう仰ったそうです。
電話も、とても感じの良い方だったと
言ってました。
この話を聞いた時、
最初はどうなることかと思ったけど、
幸せで居てくれて、本当に良かった・・・。
母も私も、心からそう思いました。
そして、本題の遺産相続についても、
「自分には必要ないので、放棄させて欲しい。」
そう申し出がありました。
しかしながら・・・。
この時既に、叔母が亡くなってから、4ヶ月以上・・・。
相続放棄もできない時期に来ていたので、(期限があるなんて初めて知った)
せっかくの申し出ではありましたが、
事情を話し、3人で仲良く(?)分ける事となりました。
あ、一番上の姉は・・・
最初から相続放棄すると言ってたので、
早いうちから放棄の書類は書いてありました。
とにかく・・・、
「まだ少し、時間はかかるけど、
○子さんのほうにもきちんと送金させていただきますね」
そう約束をして、電話を切りました。
さすがにお姉さんとは呼べない母でした~。
つづく。
