平穏な日々


毎日同じ電車の同じ扉の同じ場所にKはいた。

私も毎日同じ場所の同じ扉の同じ場所に乗った。

時々、目があう。


それだけで幸せだった。

その時間が楽しかった。








そんな純な気持ち
忘れてませんか?
中学校の同級生だった。


何やら話している。


?????????


頭の中をどれだけの?が浮かんだだろう。


気になったけれど、それ以上は近づくわけにもいかず…

やりきれない気持ちで自転車に乗るしかなかった。



モヤモヤしたまま



しかし、数日後にモヤモヤは解消された。

どうやら、ふられたらしい。


人の不幸を両手をあげて喜ぶ自分がそこにはいた。

紛れもなく自分だった。









あなたもきっと自己中な気持ちがあるはず
近くに乗るようになった。

今ならストーカー一歩手前かな。



ある日、帰りの電車を降り、改札を出て自転車置き場に向かう途中でKを見かけた。

その瞬間に頭はボーっとなる。

しかし次の瞬間

見覚えのある顔がもう一つKに近づいて行った。
あっ、あいつ…







こんな場面、あなたにもありませんでしたか?