今までコロナウィルスの抗体価が高いとFIPの疑いが高いといわれていました。

でもころなウィルスの抗体はその時の環境の変化や体調によって変化します。

だから抗体価が高いからとFIPであるとは限らないと思います。


ウィンの発症のころにはまだFIPの検査が一般的ではなかったのですが、今は公的機関で動物病院から検査が可能になっています。

ウィンはまだ学会でも発表されていない時にこの検査を受けてFIPだと確定された上で治療をしていました。

この検査を受けないで”疑い”のまま治療されている方、受けて確定された上で治療される方それぞれ考え方の違いがあると思います。

ただこういう検査があるということを知識として覚えていてくれるといいなと思います。


http://www.canine-lab.jp/index.html


ここでは、FAQで以下のようにいっています。


Q: FIPV とコロナウィルスの鑑別は出来ますか?
A: 腸コロナウィルスは腸上皮細胞で増殖しますが、変異したFIPV はマクロファージで増殖し全身へと広がり、血液や腹水中のマクロファージから検出されます。従って、血液や腹水、胸水などからのウィルスの検出は、FIPV 感染の確定(腸コロナウィルスとの鑑別)に重要です。

Q: コロナウィルス抗体価が高い場合、FIPV 感染は疑われますか?
A: 必ずしもそうではありません。コロナウィルス抗体価とFIPV 数は相関しませんので、コロナウィルス抗体価が高い場合はもちろん、低い場合でも臨床的にFIP が疑われる場合は、直接FIPV 感染を検出する遺伝子検査が有用です。

ウィンはこのPCR法で血液から検査しました。

その時はまだウエットを発症していなかったので、ドライタイプとして血液での検査でした。

通常の検査の数値は300-600が正常値とされています。

ウィンの場合は3890。

すでに体の中にはFIPに変異したものがかなりの多さで拡がっていたようです。

それでもウィンは5ヶ月弱は食欲旺盛で元気な姿でいてくれました。

私たち夫婦にとってとても高額な治療でしたが、ウィンにこの治療をしてよかったなって思っています。

ここまでやらなくてもできることはいっぱいありますし、なにもせずに嫌な思いをさせずに送ってあげることも愛だと思っています。


ただ抗体価が高いだけでFIPと確定されていないのに、治療をしないで。。。というのは可哀想な気がします。

私の猫友さんの猫さんはぶどう膜炎と食欲不振、血便でFIPの疑いといわれていましたが、最初にインターフェロンとステロイドをいれただけで避妊手術もできて、今は症状もなくクスリも飲まずに元気にしています。

サプリ(サプレットpro)は毎日飲んでいるようですが、猫さんはこれを負担に感じていないようです。

ストレスを欠けずに体にいれてあげることがいいのかもしれないですね。

この猫さんは最初抗体価が1600倍でした。

きっと血便はコロナウィルスがひどかっただけでFIPに変異していなかったのだと思います。

こういう症例もあるということを覚えておいてくださいね。