今日はウィンが大学病院で受診してから1ヶ月後の検査でした。
ホームドクターもこの日は大学病院に行ってます。
だからホームドクターが予約もとってくれちゃった。。。![]()
9時半の予約だけど早めにはいりました。
もうすでに何匹も連れてきている人がいました。
東京農工大学附属家畜病院は最近とても充実した設備の動物医療センターに生まれ変わっています。
待合室も明るくて気分が凹むことがありません。
診察室も元気のでる緑色。。。
今日は循環器科の受信日のため心臓や癌の子が多かったな。。。![]()
みんな見た目はとても元気そう。。。
待合室での長い時間は飼い主さん同士の会話の場でもあります。
心臓で余命を半年と宣告された8歳のゴールデンの子。
メルモと同じMダックスの子は10歳でお腹の癌。。。
実家で飼っていたシェルティのリリコと同じ子は10歳で膀胱癌。
Mシュナウザーの子は7歳で心臓病。
シーズーの子は16歳なのに見た目はとても元気。
でもお腹にしこりがあるそうです。
1歳になったばかりのラブちゃんは生まれつきの心臓病。
みんなみんな飼い主さんの深い愛情に包まれて最後の望みをかけて大学病院に連れてきています。![]()
誰も治療費が高いなんていいません。
むしろ安いといっています。
こうして会話することで待っている間の不安をお互いが緩和できます。
ウィンは今日血液検査とCTをかけました。
本当は麻酔をかけてとるんだけど、怖くてキャリーバッグの中で固まっていたからケース毎CTかけられたんだって。。。。
だから麻酔もなしでした。![]()
結果は。。。。
おなかのしこり 大きさ変化なし
貧血と黄疸 改善
アルブミン
(前回は低すぎでした)
グロブリン
(前回は高すぎました)
総蛋白
(前回は高すぎました)
肝臓 残念ながら変化なし
総合的に見れば現状維持と改善された部分があるということでクスリは効いているようです。
しこりの固さも少し柔らかくなっています。
そこでステロイドは量を減らすことに決定っ![]()
後々の副作用が怖いからね。。。
また1ヵ月後大学病院で検査して、クスリの量がかわるようです。
私たちの担当医は心がある獣医さんです。
だからウィン以外のメルモのことも相談にのってくれます。
メルモの病気も詳しく教えてくれました。
またクスリを飲まないと2.3年後には腎臓肝臓に障害がでて亡くなることも教えてくれました。
高額なクスリのために飼い主さんがそれを行わないケースもかなり多いそうです。
お友達の猫ちゃんがFIPの疑いがあって、その子の治療方法も聞いてみたらちゃんと答えが返ってきます。
なによりも私の事も心配してくれて、言葉を選んで話してくれます。
飼い主さんの不安や恐怖を少しでも取り除こうとしてくれます。
そしてちゃんとホームドクターにも今回の内容をカルテのコピーとともに話し合ってくれます。
ホームドクターも週に1度同じチームとして働いているために充分な話し合いもできるそうです。
人間のカウンセリングの先生よりもずっと私にとっては癒される言葉。。。![]()
元気が数倍でてきます。。。
動物を愛して自分の子供のように思っている人間の気持ちをちゃんと理解してくれる。
1ヶ月に1度の受診は私の受診でもあるかもしれないねっ
ただ上司の准教授は外科医だけあって単刀直入。
私の繊細な心は![]()
今回は話さないですんだからラッキーっ
”FIPの疑い”といわれる猫ちゃんはとても多いそうです。
そしてその検査方法も判断基準も予後も病院によってぜんぜん違う。。。
まだ治療方法も臨床データも少ないから。。。
あと大学病院と一般病院の大きな違いは、飼い主さんの金銭的な負担の面での対応だそうです。
一般の病院では患畜の獲得のためになるべく安くすることをまず考えているそうです。
高いと安いところに逃げられちゃうから。。。
そして安くして薄利多売状態にするため、1匹1匹にかける時間がとれない。
そのため飼い主さんと充分な話し合いをしないでの予後となることが多いそうです。
大学病院にくる飼い主さんはお金がかかっても可愛い子を治したい、穏やかに最期を迎えさせたいと思っている方が多いためそれに見合った治療を試みてくれます。
それでも中には検査毎に金額提示をすると飼い主さんからストップがかかることはあるそうです。
ウィンの場合も、検査毎にだいたいの金額を提示してくれます。
また必要な検査や後々したほうがいい検査も金額提示してくれます。
今のところなんとかなる金額なので私たちはやってもらって治る可能性のある治療を積極的に行っています。
今日はCTと血液検査で16000円弱でした。
FIPの判断はとても難しく、抗体や血液検査の内容だけでは判断できません。
それに加えて症状の合致。
今のところ外科的なものではない検査では抗原検査が一番判断できるそうです。
それらの総合的なもので判断できるものです。
ウィンのようにおなかのリンパ節のしこりはドライタイプの典型です。
でもリンパ節にしこりがあるだけではFIPとはいえません。
目にぶどう膜炎ができていて抗体も高いからといってもFIPでないかもしれません。
もしかするとFIPといわれても違う場合だってあるかもしれないです。
抗原検査は今のところ日本獣医畜産大学でやってくれます。(たしか名前変わりましたよね)
FIPの疑いで予後の積極的な治療がされていないことに不安を感じている場合は、一度抗原検査を受けてみてはどうでしょうか?
抗原でFIPの疑いがなければ違う病気として治療ができる可能性だってあります。
人それぞれ価値観も考え方も経済的にも違うのでおしつけることはできませんが、こういう方法があるということを覚えておいていただければいいなぁ。。。。

