8日、9日各地で行われた入替戦で、関西学生リーグでは同志社が残留、甲南が1部昇格を決めた。関東学生1部では1部下位4校のうち、立教のみが残留を決め、替わって東海、学芸、駒沢の3校が来期からの1部昇格となった。


EXPOフィールドで行われた関西学生入替戦では、1部7位の龍谷大学に第3Qまで14-12とリードされていた甲南大学が第4Q4:33に逆転、2ポイントのTFPも決め、14-20で1部昇格を決めた。続く第2試合では、1部8位の同志社大学が終始京都産業大学をリード、27-10で1部残留となった。


一方の関東学生入替戦では、8日のアミノバイタルフィールドで行われ、2部Aブロック1位の東海大学が1部Aブロックの横浜国立大学を58-7の大差で破って1部復帰を決め、2位の東京学芸大学も1部Aブロックの武蔵工業大学を41-3と圧倒、初の1部昇格を決めた。9日も2部勢の勢いは止まらず、1部Bブロックの立教大学が2部Bブロックの東京工業大学を50-14で破り、1部残留を決めたものの、筑波大学は2部Bブロック優勝の駒沢大学に66-7と大敗、駒沢大学は昨年の2部昇格に続き、今年は1部昇格を決めるという快挙を成し遂げた。

今週末は仙台でシトロンボウル(8日、ユアテックスタジアム、北海道大vs明治大)、福岡でウエスタンボウル(9日、平和台、九州大vs神戸大)がそれぞれ開催されます。今年からこの両ボウルの勝者も甲子園ボウルの勝者と同列で、ライスボウル出場の選考基準になるとのこと。今年に限っては明治大、神戸大とも両学生リーグで優勝に準ずる成績とはいえませんので、仮に勝ってもライス出場は厳しいと思われますが、今後は地方の大学にも可能性が開かれたという点では、大きな1歩かもしれませんね。





また、甲子園ボウルを1週間後に控え、東西の学生リーグで入替戦が行われます。1-2部の入替戦ばかりでなく、2-3部もそれ以外の入替戦も1年間の集大成ともいうべきゲームになることを期待しています。結果は来週にでもご紹介しましょう。

私の出身大学と昔から縁の深い学校も2校、入れ替え戦に出場します。今シーズンは不本意な成績でしたが、有終の美を飾るように頑張って下さい。

セレモニーが終わると、両チームは自身のチームエリアの前で円陣を組み、気合いを入れます。

続けて、試合開始のキックオフ。キックのスペシャルチームがフィールドに入ってきました。

キック側のスペシャルチームにはキック専門のキッカーがいます。プレースキック(キックオフやフィールドゴール、TFPのキック)だけを行うキッカーと第4ダウンで攻撃権を放棄するときに行うパント専門のパンターとに分かれているチームもありますが、いずれもキックのスペシャリストです。

レシーブ側のスペシャルチームには、確実にキャッチし、足が速く、デイライト(ブロックとブロックの間)をすばやく判断できるレシーバーがいます。



ボールはキック側のチームが出し、まずキックオフの自陣35ydライン上にいる審判(アンパイア=U)がそのボールを確認したあとで、キッカーに渡されます。



キックオフにはいくつか条件があります。

①蹴られたボールは10yds以上飛ばなくてはなりません。もちろん、空中を飛ばなくてはならないというわけではなく、ゴロキックでも10yds以上ころがればOKです。10yds以上飛ばない(ころがらない)場合には、ボールが止まった地点で「バイオレーション」となり(反則ではありません)、その地点からレシーブ側の攻撃になります。

②レシーブ側は、最初の立ち位置がボールのセットされた35ydラインから10yds以上離れていなければなりません。ボールが蹴られる前に10yd以内に侵入すると「エンクローチメント」という反則になります。

③同様にキック側もボールが蹴られるまでは35ydラインより前方には出られません。出てしまうと「オフサイド」の反則になります。

④ボールが誰にも触られずにフィールドの外に出てしまっても、キック側の反則になります。「不正な手段」という反則です。10yds以上飛ばずに外に出た場合には「バイオレーション」(①の後段)が適用されます。




レシーバーの後方に位置していたレフリー(R)が、試合開始の笛を吹きました。キッカーは助走をつけて、ボールをレシーブ側に向かって蹴り出します。


kick



ボールはエンドゾーン近くまで飛んで、一番深くに位置していたレシーバーがキャッチ、ここからレシーブ側は前進を開始します。いよいよ、アメフトらしいブロック、タックル、ランニングの始まりです。


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ここでもいろいろとルールがあります。

①レシーブ側はブロックのために手を使って相手をつかんではいけません。「ホールディング」(反則地点から10ydsの罰退)の反則になります。また、相手の背後へのブロックも「背後からの不正なブロック(まんまですがww)」(反則地点から10ydsの罰退)もしくは「クリッピング」(反則地点から15ydsの罰退)の反則になります。そして、キックのリターン中とインターセプトのリターン中には相手の腰から下のブロックも「ブロッキング・ビロウ・ザ・ウエスト(これもまんまですね)」(反則地点から15ydsの罰退)の反則となります。

②キック側はボールを持っているプレイヤーをタックルするために、相手のフェイスマスクを掴んではいけません。「ファイス・マスク」(ボールが止まった位置から、触れただけなら5yds、掴んだ場合は15ydsの罰退)の反則です。タックルするために故意にヘルメットで相手に当たることも禁止されています。「スピアリング」(ボールが止まった位置から15ydsの罰退)の反則になります。


リターナーが自陣5yd付近から、ブロックをうまく利用して、自陣30yd付近までボールを進めました。ここで、タックルされ、キックオフが終了となります。この地点から、レシーブ側が攻撃を始めるわけです。


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【ニューヨーク3日時事】米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)は3日、ボルティモアで第13週の残り1試合を行い、ペイトリオッツがレーベンズを27-24で退け、開幕からの連勝を12に伸ばした。開幕12連勝を遂げたのはリーグ史上6チーム目。

 ペイトリオッツは第4クオーター中盤のFGで4点差に迫ると、残り44秒にQBブレイディがこの日2本目のTDパスをガフニーに通して逆転、辛うじて逃げ切った。NFLで過去にシーズンを全勝したのは1972年シーズンのドルフィンズだけで、ペイトリオッツには35年ぶり2チーム目の快挙が期待されている。【時事通信】


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 関西運動記者クラブのアメリカンフットボール分科会は4日、今年の最優秀選手に関学大のQB三原雄太を選んだ。2002、03年のQB高田鉄男(立命大)以来の2年連続受賞。優秀攻撃選手は立命大のWR前田直輝、優秀守備選手は立命大のDL岡本遙、優秀スペシャルチーム選手には関学大のK/P大西史恭がそれぞれ選ばれた。 【時事通信】