【ニューヨーク5日時事】米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のプレーオフが5日、開幕。アメリカン(AFC)、ナショナル(NFC)両カンファレンス1回戦の各1試合を行い、AFCは第5シードのジャガーズ(南地区2位)、NFCは第3シードのシーホークス(西地区1位)が勝ち、カンファレンス準決勝に進んだ。
 ジャガーズは第4シードのスティーラーズ(北地区1位)に31-29で競り勝った。18点差を一時逆転されたが、試合終了間際にFGで再逆転した。シーホークスは第4クオーターにQBハッセルベックが逆転TDパスを決め、第6シードのレッドスキンズ(東地区3位)を35-14で退けた。


 シーホークスは13点差を瞬く間に逆転された第4クオーター、残り6分でQBハッセルベックが20ヤードのTDパスを中央へ。約2分間、5プレーの攻撃で冷静に再逆転を導いた。ホルムグレン監督は「お互いが戦い抜き、最後にうちが勝った」とチームの粘りに胸を張った。
 レッドスキンズは逆転された直後の攻撃でリターンTDを喫した。シーズン終盤の進撃を支えたQBコリンズが痛恨のパスインターセプト。勝負どころでQBが明暗を分けた。

 瀬戸際で見せたQBのランが、ジャガーズを逆転勝利へと導いた。1点を追う残り2分足らず、敵陣43ヤード第4ダウン残り2ヤードからのギャンブル攻撃。パスのフェイントを入れたQBギャラードがラインの穴を突くスクランブルの走りで32ヤードを突破。この起死回生のランで攻撃をつなぎ、残り37秒での逆転FGへ舞台を整えた。
 「鉄のカーテン」と呼ばれるスティーラーズの強力守備陣と、前半の不調から立ち直ったQBロスリスバーガーに逆襲を許し、第4クオーターだけで18点差を逆転されていた。敵地でそこから再度押し返したチームに、デルリオ監督は「盛り返した選手たちが誇らしい。この経験はチームの糧になる」。今季無敗のペイトリオッツか昨季王者のコルツに挑む次戦に向け、声を弾ませた。

 【ニューヨーク5日時事】米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の今季最優秀選手(MVP)に、ペイトリオッツのQBトム・ブレイディ(30)が選ばれた。ペイトリオッツからの選出は初。
 同選手はリーグ新記録のシーズン50TDパスを決め、パス獲得距離でも4806ヤードでタイトルを獲得。リーグ史上初となるチームのレギュラーシーズン16戦全勝に大きく貢献した。全米の報道陣50人による投票で、49票を得た。



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 【ニューヨーク3日時事】米大学アメリカンフットボールのオレンジボウルは3日、フロリダ州マイアミで行われ、ランキング8位のカンザス大が同5位のバージニア工科大を24-21で破り、12勝1敗でシーズンを終えた。バージニア工科大は11勝3敗。 
ライスボウルで実際にあったケースです。



第3ダウン、残り7ヤード。攻撃側のA14は、パスプレイで右にロールアウトしたが、DLのラッシュにあい、タックルされながらアウトオブバウンズにボールを投げ出した。A14がボールを投げた位置は、通常のタックルの位置より外側だったが、投げられたボールの着地点は、ニュートラルゾーンの延長線上より手前だった。







A14のインテンショナル・グランディングの反則。反則地点でロスオブダウン(ダウンの喪失)となり、Aチームの第4ダウン。



【解説】

QBサックで大きくロスすることを免れるための「捨てパス」が攻撃側の有資格レシーバーのいないところに投げられると、インテンショナル・グランディングの反則になります。

この反則の例外規程として、QBがケガすることを防ぐために、そのダウンのボールがセットされた時の通常のタックルの位置より外側にQBが出るか、一度でも出ていれば、有資格レシーバーがいないところや、アウトオブバウンズにボールを投げ出してもパス失敗となり、反則にはなりません。ただし、この場合のパスは、ニュートラルゾーンより前方でグランドに着地することが条件になっています。上記のケースでは、ボールの落下地点がニュートラルゾーンの手前であるため、例外規程は適用されません。



同じようなプレイが第4Qにもありました。攻撃側のQBA9がパスプレイで右にロールアウトしながら、レシーバーを探しますが、みなカバーされていたため、DLのチャージを避けながらサイドライン際で右奥のアウトオブバウンズにボールを投げ出しました。これは上の条件を満たしているので、バス失敗の判定となりました。

 アメリカンフットボールの日本選手権・ライスボウルは3日、東京ドームで行われ、社会人代表の松下電工が学生代表の関学大を52-38で退け、3年ぶり3度目の日本一に輝いた。ライスボウル通算の対戦成績は、社会人が4連勝で14勝11敗とした。
 松下電工(52点)と関学大(38点)の両チーム合計90得点は、学生対社会人となった1984年以降では86年のレナウン(45点)-関学大(42点)の87点を抜く大会史上最多記録となった。
 松下電工の52得点は85年の日大の53得点に次ぎ、2001年のアサヒ飲料と史上2位に並ぶ大量得点。関学大のQB三原雄太のパス獲得553ヤードは大会最多、松下電工のK太田雅宏の49ヤードのFGも大会最長記録となった。(時事通信)

前半で勝負がついたか、と思った展開でしたが、さすが関学、松下のQB高田が負傷し、戦列を離れている間に7点差まで追い上げました。勝負を分けたのは、関学の三原が喰らった2本のインターセプトTDと、敵陣での三原のファンブルロストでしたね。関学Dは一人はいいところでタックルに行くのですが、フォローの他のDがブロックされていて間に合わず、ゲインを許してました。関学Oもパス偏重で、バランスアタックができませんでした。
対する松下Oは、高田の個人技で着々と加点、K太田の49ydsFGもきれいに決まってました。Dはフロントが強いですね。タレント揃いで、DB#21も3本インターセプトしてました。
最後に閑話休題。主審は関東審判部ベテランのA君でした。かなり、緊張していたらしく、反則の場内説明で「○○の反則で○ヤードの罰則です」と「罰退」を何度も「罰則」と言ってました。まあ、最後まで「罰則」と言い通したんで、一貫性はありました(笑)。写真などは明日以降にアップします。