【ニューヨーク13日時事】米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のプレーオフは13日、アメリカン(AFC)、ナショナル(NFC)両カンファレンスの準決勝残り2試合を行い、AFCでは昨季のスーパーボウル王者コルツ(南地区1位)が、チャージャーズ(西地区1位)に24-28で敗れた。NFCは、ワイルドカードのジャイアンツ(東地区2位)がカウボーイズ(同1位)を21-17で退けた。チャージャーズは13季ぶり、ジャイアンツは7季ぶりのリーグ4強入り。
スーパーボウル進出を争う20日のカンファレンス決勝は、AFCが今季17戦全勝のペイトリオッツ(東地区1位)-チャージャーズ、NFCがパッカーズ(北地区1位)-ジャイアンツの対戦となった。
チャージャーズは残り4分50秒に控えQBボレクの1ヤードTDランで逆転。QBマニングが計402ヤードを投げたコルツはその後、敵陣7ヤードまで迫った好機を封じられた。ジャイアンツは第4クオーター開始直後、RBジェイコブスの1ヤードTDランで逆転し、逃げ切った。
雪辱はならなかった。昨季リーグ王者のコルツは、レギュラーシーズンで黒星を喫したチャージャーズにまたも惜敗。プレーオフ初戦にして連覇の夢がついえた。
互いにTDを応酬する一進一退の攻防。QBマニングは402ヤードを投げ、3TDパスを決めた一方、第2、第3クオーターと、攻め込んだ場面でそれぞれインターセプトを許す。この逸機が、結果的に響いた格好だ。
今季リーグ最少失点の守りも、第4クオーターに反則でダウンの更新を許し、この流れで相手に逆転TDを許した。試合途中から2季連続リーグ・ラン1位のRBトムリンソン、QBリバースを負傷で欠いたチャージャーズの控え選手の奮闘もあり、地元で押し気味に進めながら、底力を発揮できなかったのは悔やまれる。
要所での手痛いプレーに、「負ける試合の典型」。ダンジー監督は声を落とした。
同じNFC東地区に所属する名門同士の対決は、ジャイアンツがカウボーイズを振り切った。今季2戦2敗だったレギュラーシーズンの借りを返し、コフリン監督は「守備陣がよく踏ん張った」と、興奮が冷めない様子だった。
14-14の同点で折り返した後、FGで3点のリードを許したが、QBイーライ・マニングがしぶとくパスを通すと、第4クオーター開始直後にRBジェイコブスの1ヤードTDランで逆転。そのまま逃げ切った。これで敵地戦に9連勝。2TDパスのマニングは「まさにチームの勝利。状況ごとに必要とされるプレーができた」。兄ペイトンが所属するコルツが敗退した直後に、弟は夢をつないだ。
チャージャーズは2年連続リーディングラッシャーのRBトムリンソンが前半途中、3TDパスを決めていたQBリバースが後半途中に負傷で退いた。しかし、代役の選手も奮闘。控えQBボレクは自ら逆転の決勝TDを奪った78ヤードの攻撃ドライブを、見事にリードした。相手QBマニングに重圧をかけ続けたLBメリマンは「いい戦いができた。次の相手は全勝チームだね」。今季17戦無敗のペイトリオッツ戦へ、語気を強めた。









