米国のPCE価格上昇率は0.3%と予想より鈍化しました。米個市場は休場、ドル指数は横ばいの中やや反落、ドル円は151円前半で横ばいでした。

金曜日のメジャー8通貨の内、ニュージードルが断トツの最強通貨となり、それにユーロ、豪ドル、円と続きました。一方、負け組ではスイスフランが最弱通貨となり、それにカナダドル、米ドル、ポンドと続きました。

金曜日の米ドルは終日方向感なく推移していました。ドルインデックスは104.538から104.486へと横ばいの中反落しました。タイムサイクル的には、3/18-28の天井圏が終了、3/26-4/4の底値圏に向かって下げ始めています。エリオット波動的には、(週足レベルでは)22年10月末から下降C波の下げの波にいますが、23年11月1日にx波が終了、2回目の下降c波がスタートしたかもしれません。一方、ユーロドルはサイクル的には、3/18-29の底値圏が終了、3/22-4/3の天井圏に向かって上昇し始めるでしょう。エリオット波動的には(週足レベルでは)上昇D波のなかのx波が昨年10/13に終了、現在2回目の上昇c波がスタートしたところです。

金曜日のドル円は2日連続で横ばいでした。金曜日09:00に151.501円の高値を付け、23:00に151.178円の安値をつけました。ドル円の一日の値幅は32.3ピップスと小さな値幅でした。タイムサイクル的には3/27-4/3の天井圏に向かっているかもしれません。あるいは、すでに終了していて4/2-11の底値圏に向っていることもあり得ます。エリオット波動的には(週足レベルでは)4波のなかのa波が昨年2/2に終了、上昇b波が展開中です。クロス円はまちまちでした。本日のドル指数は反落するでしょう。なので、ドルスト通貨は買い場探しでしょう。またドル円は下げを待って買い場探しでしょう。

ドル円の動きはFEDと日銀の金融政策の違いによりますが、日米長期金利差の要因も大きいと思われます。金曜日の日米10年金利差は3.501から3.470%へと反落しました。日本の10年債金利先物は0.705%から0.735%へと反発しました。一方、米国の10年債金利は休場でした。金曜日の10年金利とドル円の相関係数は0.49と順相関関係にあります。またドル指数とドル円の相関値は0.91と極めて強い順相関関係にあります。10年金利はタイムサイクル的には3/25-4/1の天井圏が終了しているかもしれません。その場合は3/29-4/8の底値圏に向かっていることになります。エリオット的には(週足レベルでは)22年11月以来続いている下降4波のなかの2回目の下降c波にいると思われますが、下げのモメンタムがありません。なので下げが始まったかどうかは時期尚早です。

新興国通貨ではトルコ中銀は3/21の決定会合では50.0%へと利上げしました。マーケットは対ドルでは急反落後再び上昇中です。対円は反発後反落気味です。現在は4円台後半で取引されています。メキシコ円については、メキシコ中銀が3/21に11.00%と8会合ぶりに利下げしました。サイクル的には3/20-28の天井圏が終了、3/26-4/4の底値圏に向かい始めています。エリオット的には昨年8/30に上昇E波が終了、下降F波が進行中です。ランド円は3/27に南ア中銀が政策金利を4回連続で8.25%で据え置きました。8円前後で取引されています。ブラジルレアルは3/20の金融政策決定会合で10.75%へと0.5%の利下げを決定しました。30円台前半で取引されています。

金曜日のコモディティ市場は休場でした。

 

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☆ 昨日のユーチューブ動画は天然ガスとポンド円でした。