米国のADP雇用レポートは予想を上回る増加でした。米国株はまちまち、米国長期金利は大きく上昇、米ドル指数は横ばい、ドル円は144円台ミドルまで買われました。

昨日のメジャー8通貨の内、ユーロが最強通貨となり、それにポンド、カナダドル、米ドル、スイスフランと続きました。一方、負け組では円が断トツで最弱通貨となり、それに豪ドル、ニュージ―ドルと続きました。

昨日の米ドルは終日横ばいから強含んでいました。ドルインデックスは102.457から102.411へと横ばいでした。タイムサイクル的には12/26-1/4の天井圏が終了、反落し始めるかもしれません。ただ、タイムサイクルは明確でありません。エリオット波動的には、上昇D波の最初の上昇a波が11/1に終了、下降b波が展開中です。一方、ユーロドルはサイクル的には1/8-16の底値圏に向かっています。エリオット波動的にはE波のなかの最初の下降a波が11/1に終了、上昇b波が展開中です。

昨日のドル円は終日買われました。昨日の09:00に142.851円の安値を付け、23:00に144.849円の高値をつけています。ドル円の一日の値幅は199.8ピップスとかなり大きな値幅でした。タイムサイクル的には12/25-1/4の底値圏が終了して1/3-16の天井圏に向かって反発上昇しています。エリオット波動的には4波のなかのa波が2/2に終了、上昇b波は11/13に終了して下降C波がスタートしたところです。クロス円はすべて上昇しました。本日のドル指数は短期的には続伸すると思われますが中期的には反落となるでしょう。ドルスト通貨は買い場探しでしょう。またドル円も買い場探しでしょう。

ドル円の動きはFEDと日銀の金融政策の違いによりますが、日米長期金利差の要因も大きいと思われます。昨日の日米10年金利差は3.295%から3.375%へと反発しました。日本の10年債金利先物は0.625%から0.622%へと横ばいでした。一方、米国の10年債金利は3.920%から3.997%へと上昇しました。昨日の10年金利とドル円の相関係数は0.85と極めて強い順相関です。またドル指数とドル円の相関値も0.88と強い順相関になっています。10年金利はタイムサイクル的には1/8-14の天井圏に向かって上昇し始めました。エリオット的には上昇3波が11/8に終了、下降4波のなかのつなぎのx波が10/23に終了して、上昇b波が始まったところです。

新興国通貨ではトルコ中銀は12/21の決定会合では40%から42.5へと利上げを行いました。ただし、マーケットの反応は限定的でした。対ドルでは続伸、対円は続落です。現在は4円台後半で取引されています。メキシコ円については、メキシコ中銀が12/15に11.25%で6回連続据え置きとしました。サイクル的には12/20-1/2の天井圏がおそらく終了、1/8-19の天井圏に向かっています。エリオット的には8/30に上昇E波が終了、下降F波が進行中です。ランド円は11/23に南ア中銀が政策金利を8.25%で据え置きました。7円台後半で取引されています。ブラジルレアルは12/14の金融政策決定会合で11.75%へと0.5%の再利下げを決定しました。29円台ミドルで取り引きされています。

昨日のコモディティ市場を代表するCRBインデックスは若干反落しています。WTI原油も若干下げました。2月限のWTI原油はバレル当たり0.51ドル下落して72.19ドルで引けています。タイムサイクル的には12/12-28の天井圏が終了して12/18-1/10の底値圏に向い始めました。エリオット的には下降B波のなかの上昇f波が展開中です。昨日の金は横ばいでした。2月限の金は7.2ドル上昇して2050.0ドルで引けています。日足タイムサイクル的には12/31-1/6の底値圏に向かっています。エリオット波動的には上昇E波の上昇a波が10/6からスタートしたところです。年単位の上昇となるでしょう。天然ガスは上昇しました。2月限はMMBtu当たり0.153ドル上昇して2.821ドルで引けています。サイクル的には1/5-16の天井圏に向かっています。エリオット波動的には昨年11月の高値から続いていたA波が4/14に終了、上昇B波も10/31に終了して下降C波が始まっています。

 

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10月は1070円の利益、11月は1940円の利益、12月は690円の利益でした。 

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☆ 昨年暮れのYOUTUBE動画は天然ガスとポンド円です。