本日夜半のFOMCでは利上げが確実視されている。
にもかかわらず、新興国からお金が逃げて世界的リスクオフにはなっていなそうなので一安心。
FRBの過去2回の利上げは2015年の12月と2016年の12月と2回だったが、ゆっくりと時間をかけて上げたけれど、その2回の利上げの方がFRBはずっと神経質だった気がする。
その証拠に、一回目の利上げの2015年の12月の前には中国の株価が急落したり人民元が暴落したりしていた。2回目の昨年12月直前は中国の資産流出問題で揺れていた。
中国を痛めつけるのがその目的とまで言われた。
にもかかわらず、FRBはおそるおそる利上げをした。
でも2年経って、「今回は上げて当然だよね~」という印象。
FRBは市場との対話もばっちりという感じ。
恐怖指数VIXも下がったまま。
日銀もこのくらい対話してほしいな~
ということで、新興国や投資家に慣れさせたところで、FRBは真面目に出口戦略を始める気らしい。
日銀やECBが刷り続けているお金が世界中にじゃぶついているのでそのタイミングを利用しようというわけだ。
ということで、米国と世界経済は順調。
リスクオン状態が続きそうだ。
ということはドルは上がるし、株価も上がる...?
問題は政治リスク。
そういう点では嵐の前の静けさなの~??
オランダの総選挙、フランスの大統領選、北朝鮮問題、イスラエル(イエルサレムへの)首都移転問題。イランとの平和条約破棄問題、中国の南沙諸島占領問題...
といろいろある!
そんなことが起こるとリスクオフでドル円が下がることに...?
金利差なんて関係なくなって....
今年のマーケットは楽しいぞ!(汗)