資金力勝負 | 社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

経営歴36年。波乱万丈、成功と裏切り、でも人生は素晴らしい

いよいよ資金力勝負の時代に入った感じです。



景気がいい時代は、金融機関もベンチャーであれ大企業であれ


貸付もジャブジャブのおこなってきた時代もありましたが、不景気


になれば自分も守る事が優先であり堅く堅くなり資金が世の中に


出回らなくなり不景気感をより一層強めるのは、過去も今も同じ


なのでしょう。



こうなると、不景気の時代こそ勝ち抜くのは資金力をもった企業なり


個人が強くなります。特に保守的な日本であれば特にそうなんだと


思うのですが、問題は、資金力をもっている企業、個人の方々が


今は守りに入ってしまい本当は今がチャンスなのに、何も動かない


傾向が強く見受けられます。逆に、動かなくても十分な力をもって


いるので動かないほうがいいと思っているのも多いと思います。



難しいですよね。社会への還元含め規模を拡大する事で、雇用や


税金を多く納める事で社会への役割を果たすべきだと理屈でわかって


いても将来への不安から動けないのは、誰も同じかもしれません。


しかし、今こそチャンスだと捉え積極的に投資なり雇用を増やして


前に出ることが、次につながるのだと思っていますが、そこには


資金力という壁は付きまといますが、ベンチャー精神を忘れず


今は攻め続けるしかないと考えています。



当社の投資とは、まずは求人広告費です。


他社は皆縮小してしまってます。出す余力が無いというか、出しても


人がこないので無駄だと捉えています。当社も確かに年間1億近く


使っていた時代から比べたら減りましたが、相当な金額は使っている


と思います。これをもっと増やすべきか効率を取るかが投資の判断


で難しいところです。



次に当社の投資は、車輌購入です。


トラック1台中古でも300万から800万もします。物流業は投資ビジネス


で、資金力のある企業が伸びていきます。コンプラが厳しくなり下請け


を使えない今となると、自社車輌を増やすとなれば投資が必要になり


ます。これも難しい判断の投資です。



最後に当社の投資は、仕入です。


食材の仕入れも在庫覚悟で大量に仕入れれば原価は下がりますが、


お金は寝る時間が増えます。これも完全に投資ビジネスです。


利益率を取るのか在庫を減らすべきなのか、これも投資判断が


難しいところです。



ただ当社のビジネスは、そこそこ粗利も高いビジネスですので、投資に


対してのリターンは問題ないと思われるので、本来はドーンと今こそ


チャレンジするべきなのでしょうが、単独では正直怖いです。


だからこそ1社でなくまわりと連携して一緒に前に進む事ができる


パートナー企業を今は増やしています。


いいとこを皆で分け合うスキームです。



どちらにしても今は、もの凄いチャンスの時代だと思います。


もっと世の中にお金がまわり皆が前向きになる時代になれば


不景気はなくなると思うのですがね。