私が去年末に転職してきた今の会社もまた、世界中に店舗がある。
欧米が本社にあり、また企業として国境無き自由と美しさを追及しているというイメージ作りでやってきた会社であるため、実際に人材募集の欄にも「我々と一緒に働こう。私達は肌の色、性別、体型を決して差別せず貴方を必要としています」とある。
面接でもこの部分を必ず聞かれる。
しかし、私が今のマネージャーに前の職場から引き抜きを受けて推薦枠で今の会社に入る際、私を一応面接したウェールズオフィスにある人事の女は私に「あなたの経歴は十分ではない。だから勤務時間を当初予定していたものより減らすが、それで良いか?」と言われた。
私は「それで良い」と答えた。
しかし実際に入社し、私が持つはずだった勤務時間を貰ったのは23歳のスーパーマーケットにて1年食品陳列をやったことしかない女の子で、私のイギリスにおけるアパレル18年経験は不足とされた。
しかしながら、23歳は全く役に立たず現場はすぐに何故私が時間を減らされたのか意味不明だとざわつき始めた。
私は本能的に感じた。
あの人事女はアジア人または外国人が単純に嫌いなのでは
ないかと。
すぐにマネージャーが23歳をアルバイトに降格させ、私が本来取るはずの契約に変わった。
23歳も私を部下とし、能力に明らかに差のある私の上司にはなれないと自ら判断した。
先月、マンチェスター店舗にて研修があった。
そこのマネージャーが私にとても難しい質問を連続で名指しで聞いてきた。
①内容はスタッフが社内でいじめに合い悩んでいて、あなたは相談をうけたが、しかし誰にもそれは言ってほしくないと言われた場合どうするか…
②同僚が家族から虐待を受けていて悩んでおり、しかし誰にも言うなと言われたが、あなたはどうすべきだと判断するか…などである。
①に対し、私はそのスタッフとの信頼関係があるなら尚更、絶対に口外は出来ない。
ただし、私の今のマネージャーは10年来の同僚であり、絶対に口外しない人だとわかっているから、先ずはスタッフにマネージャーは信頼できる人であるから相談しても大丈夫であると説明した上で、やはり言いたくないなら私で出来るベストをスタッフと相談しながらやってみると思うと答えた。
答えは不合格だった。
正解は会社が委託している相談窓口に報告し、後は相談窓口なは一任するのが正解。
②の答えも同様。
私は形式的にはそうかもしれないが、それではスタッフや同僚との信頼関係が崩れてしまうと経験上そう思うから、他人に委ねるのは慎重になりたいし、相談窓口のプロであっても、私が知らない人には同僚の秘密を打ち明けることに躊躇すると考えそう答えた。
しかしとにかく不正解ですとだけ言われた。
何故私にだけこの質問が来たのかわからない。
一緒に行った同僚は「なんの意図があんのか…」と動揺していた。
秋冬物商品に関する研修で、私だけが皆の前でこの質問をされ不合格だと言われた。
意図があったのか思いつきで聞いたのかはわからない。
今後また研修先の大勢の前で同様の事があれば、私は違和感を感じ始めることになるだろう。
欧米が本社にあり、また企業として国境無き自由と美しさを追及しているというイメージ作りでやってきた会社であるため、実際に人材募集の欄にも「我々と一緒に働こう。私達は肌の色、性別、体型を決して差別せず貴方を必要としています」とある。
面接でもこの部分を必ず聞かれる。
しかし、私が今のマネージャーに前の職場から引き抜きを受けて推薦枠で今の会社に入る際、私を一応面接したウェールズオフィスにある人事の女は私に「あなたの経歴は十分ではない。だから勤務時間を当初予定していたものより減らすが、それで良いか?」と言われた。
私は「それで良い」と答えた。
しかし実際に入社し、私が持つはずだった勤務時間を貰ったのは23歳のスーパーマーケットにて1年食品陳列をやったことしかない女の子で、私のイギリスにおけるアパレル18年経験は不足とされた。
しかしながら、23歳は全く役に立たず現場はすぐに何故私が時間を減らされたのか意味不明だとざわつき始めた。
私は本能的に感じた。
あの人事女はアジア人または外国人が単純に嫌いなのでは
ないかと。
すぐにマネージャーが23歳をアルバイトに降格させ、私が本来取るはずの契約に変わった。
23歳も私を部下とし、能力に明らかに差のある私の上司にはなれないと自ら判断した。
先月、マンチェスター店舗にて研修があった。
そこのマネージャーが私にとても難しい質問を連続で名指しで聞いてきた。
①内容はスタッフが社内でいじめに合い悩んでいて、あなたは相談をうけたが、しかし誰にもそれは言ってほしくないと言われた場合どうするか…
②同僚が家族から虐待を受けていて悩んでおり、しかし誰にも言うなと言われたが、あなたはどうすべきだと判断するか…などである。
①に対し、私はそのスタッフとの信頼関係があるなら尚更、絶対に口外は出来ない。
ただし、私の今のマネージャーは10年来の同僚であり、絶対に口外しない人だとわかっているから、先ずはスタッフにマネージャーは信頼できる人であるから相談しても大丈夫であると説明した上で、やはり言いたくないなら私で出来るベストをスタッフと相談しながらやってみると思うと答えた。
答えは不合格だった。
正解は会社が委託している相談窓口に報告し、後は相談窓口なは一任するのが正解。
②の答えも同様。
私は形式的にはそうかもしれないが、それではスタッフや同僚との信頼関係が崩れてしまうと経験上そう思うから、他人に委ねるのは慎重になりたいし、相談窓口のプロであっても、私が知らない人には同僚の秘密を打ち明けることに躊躇すると考えそう答えた。
しかしとにかく不正解ですとだけ言われた。
何故私にだけこの質問が来たのかわからない。
一緒に行った同僚は「なんの意図があんのか…」と動揺していた。
秋冬物商品に関する研修で、私だけが皆の前でこの質問をされ不合格だと言われた。
意図があったのか思いつきで聞いたのかはわからない。
今後また研修先の大勢の前で同様の事があれば、私は違和感を感じ始めることになるだろう。