私の金曜日の夕飯、それは Jacket Potato とイギリスでは呼ばれるベイクドポテトであった。
これにチーズと市販コールスローを乗せるだけ。

私がこれを初めて食べたのはオーストラリアはアデレードのFestival に来ていた屋台であった。
私は「ハワイアン」を選んだ。
ハムとパイナップル、コールスロー、そしてチェダーチーズがドサッと乗っていて、見た目があまりに酷くてしかし初めて食べるそれに私はハマってしまった。

オーストラリアに必ずあったハワイアンが、イギリスには無い。
残念過ぎる。

私は食いしん坊なので、今は家で作るときはチキンベーコンマヨネーズや、レーズンとチキンカレーマヨネーズ、勿論ハワイアン、熱々ミートソース&チーズなど味を変えているが、学校給食にでるこれは、じゃがいも&チーズだけ…というのが主流でしかし大人気…というか、これしか食べない子もいる。
娘のクラスメイト2人は、小学校から卒業するまで、そして今は中学生であるが、いまだランチはじゃがいも&チーズである。
コールスローはキャベツなので嫌う子供が多いため、そもそも用意していないと給食スタッフが言ってた。

私にとって、この Jacket Potato は究極の手抜き料理であるが、私が知っているイギリス人は、これが究極のバランス栄養国家メニューだと思っているはず。
じゃがいもをオーブンかエアフライヤーに放り込んで放置したら出来る料理でもないやっつけご飯であるが、イギリス人主婦にすれば完ぺきな料理である。
何故なら野菜を主食とした後ろめたさの無い食事だからである。

食事にありつけるだけ有難い。
基本それである。
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