中高生が携帯中毒であるというニュースがやっていた。
私も時々、娘にカミナリを落とす。
で、今はそうならぬように娘と話し合い、帰宅したら携帯をキッチンに置く。
それから私とクッキーやあればケーキ、紅茶を飲みながら学校の話をする。
その後、娘は散らかっていれば部屋を片付け、習い事がなければ夕飯前に入浴。
入浴後はピアノ練習をして夕飯、それから夕飯の片付けの手伝いを済ませ、やっと携帯を私から返却されるルールにした。

これを初めてから、携帯がピンピン着信音を鳴らしても、下手すれば返却時間になっても放置したまま過ごすこともあるし、そのまま寝る時もある。

先日ドキュメンタリー番号で、大学生から7日間携帯を取り上げたら学校や通学、家庭内での過ごし方がどう変わるかという実験をやった。
結果、半数はストレスを感じた。
興味深かったのは、通学のバスや電車内で何を見て、どこを見て、何を考えてよいのか全く分からず、携帯があれば携帯を見ていれば良く、それを考えなくて良いから時間の過ごし方に困ったばかりの7日間だったと言った。
携帯無しで一人で乗り物に乗った経験がなかった。

また半数の生徒は解放感があったと言った。
グループチャットから送信されてきた内容に、すぐさま反応しなくてよい、仲間外れになる心配がない恐怖観念から解放されて、夜は久しぶりにテレビを見たり、ゆっくり眠れたと言った学生が2人いた。
自分はいかにスマートフォンに時間を費やしているかがわかったから、これからは時間を制限しようと思うが、多分無理かもね…とも言った。

とはいえ、まだ時々は私が娘にキレることもあるが…
娘にいつも言う。
「あんた見てみ、あのカップル…または家族…レストラン来て喋りもせんと、ずーっとスマートフォン見て会話無しや。あんなんオモロイか?何のために外来て会う?これ美味しいなとか、あそこの何が美味しかったとか、そういうのが互いを知る方法ちゃうの?お母さん分からんわ、ほんまに…」と。
娘は爆笑する。
分かっとんか…ほんまに…
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