イギリス内において、認知度が低いカーライルに住んでいると、美味しい物はこの国には無いのか?と思ってしまう。
がそんな中、私がイギリスに来て何故か「美味しい」と思った食べ物がある。
それがコレ↓

見た目があまりに酷い巨大なクッキーのようなビスケットのような…ちゃんと形を作って焼いてないイギリス人らしさのあるコレは、初めて食べた時、あの昔からあるパン屋の甘食のような味わいがした。
真ん中にジャムはあるが、膨らし粉の味がモワーッとする素朴な味で、昔からあるベーカリーで見かけたり、凄い年寄りのじいちゃんやばあちゃんが市場で売っていたりすると、必ず買ってしまう。

まん丸だったら奇跡である。
袋に入っている中身は、しかしイビツで、何処で買っても見た目は酷い。
スーパーにあるかは知らんが、あっても私は買わない。
今回のは湖水地方の市場で購入。

月2回、うちの村の公民館にばあちゃんがイギリス伝統菓子を売りに来る。
その人のも、朝9:30に行ったら完売していたりする。
このおばあちゃんによると、150年前からあるレシピで、だからアカン膨らし粉の味がするという。
しかし、それが懐かしいと人気らしい。

これを美味しいと思った私はバカ舌だろうか…
しかし買ってしまう、唯一のイギリス菓子。
人気ブログランキングへ