昨日から義兄と先日入籍した妻と共に来ている。
この二人はヘビースモーカーであり、めちゃくちゃ酒を飲む。
イギリスは豪州同様、タバコの値段は安くない。

昨日、奥さんがタバコを止めたくて、今は電子タバコに変えたと言った。
うちに来ていても10分と話す事はなく、タバコに消える。
であるから、会話は中断しまくり、シリアスな会話でさえ目が泳ぎだし「ちょっとタバコに…」と言いたげだと分かるから、話が続かない。

自分がヘビースモーカーになったのは、多分親がヘビースモーカ-だったのと、もう1つは大麻を吸うための予備練習としてタバコを吸い込む練習を始めたのがキッカケだったのだと言った。
サラリと大麻が出てくるあたり、さすが欧米である。

実の父親は1日に6箱のタバコを吸い、87歳まで癌にもならずに生きた。
だからタバコが身体に害を及ぼすというのは嘘だと信じている。
物心付いた時には閉めきった車内や家の中でも、白い煙が常にモクモクと立ち込めていたらしく、母親は洗濯物を干しながらも加えタバコだったと笑っていた。
ちなみに2番目の夫はタバコを吸わない人だったから上手く行かず、3番目の夫はヘビースモーカーだったが、家の中で吸うことを嫌ったから離婚になったと言った。
さすがに4番目は何でアカンかったのか聞くのは失礼かと思い聞かなかった。
タバコが理由ではないようである。

中学生の時に友人から大麻を一緒にと勧められたが、初めては煙を上手く吸えず、友人からタバコで煙を吸う練習をしたらよいと言われ、翌日から1日10本を吸い始めたら、あっという間にタバコ中毒になったのだと言う。
親もヘビースモーカーであるから反対もされなかった。
大麻練習の為にタバコを始め、16歳で出産し、よく大学の数学博士号まで取ったなと、話せば話すほど不思議な人である。

豪州に住んでいた時、私は大麻がいかに若年層に普通に浸透しているかを知り驚いた。
こんな頭の良い大学の学生であっても、警官でも教授であっても、学生の頃に大麻経験が普通にあり、それはタバコと何ら変わらない感覚で、日本から来た私のように、それは違法行為である認識は大人にもない。

電子タバコで禁煙に行けるかどうかはわからんが、今は頑張っていると言いながら、やはり10分置きに消えていく。
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