今日は息子のクラスメイトの誕生日パーティーが湖水地方であり、車で1時間程走った場所まで行ってきた。
幼稚園から一緒のあるお母さんは、フォスターをやっている。
フォスターとは、保護されなければならない理由のある新生児を含む子供を自宅で預り育て、次のフォスターか養子縁組が決まるまで我が子同然で育てる立派な仕事である。
ボランティアと思うひともいるが、給与は決して悪くはない。
ただ、新生児の場合は生まれて数日して病院から引き取るため、24時間の世話もあり、仕事に終わりがない意味では大変である。

このお母さんは新生児専門で、出産を控えた女性でかつ保護する必要のある新生児を預かるのが仕事である。
そのお母さんと話していたら、3年前くらいは10代20代の女性の子供を保護するのがほとんどだったのが、最近は40-50代の女性が望まぬ妊娠により出産してからの保護が増えてきたという。
若さ=無知、若さ故のアルコール中毒、薬物中毒女性による妊娠…だったのが、分別あるはずの40-50代、避妊方法を知っているはずの40-50代による妊娠が全体の7%を占め始め、決して多くはないが、増えてきているのは確実なのだという。

中絶という選択肢を40-50代で取らずに出産してフォスターに託すという選択…
必ずしも養子縁組が決まるわけではない。
そういう子供達が次々産まれて来るから、フォスターの数は常に足りないという。
新生児の場合、2-3時間置きにミルク、オムツ交換、離乳食、トイレトレーニングまでして、2歳以下で次に渡す決まりになっている。
2年以上育てると、互いに情が沸いて離れにくくなるかららしい。

私は今48歳である。
この歳で予期せぬ妊娠とは無計画か事件性かのどちらかしかない。
事件性はかなり稀だと、お母さんはいう。
ならば尚のこと、どうしたら妊娠するかは分かるはず。
妊娠しないように出来ないもんかと、40-50代女性は知っていなければあかん年齢が、己の欲に流され予期せぬ妊娠をする。
話を聞いていて、10代も50代も望まぬ妊娠する人は年齢には関係ないのだと、この歳で知る。
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