空手クラスに新しい生徒が4人増えた。
空手を習う子供が増えることは良いことである。

が、この子供が7歳と8歳なのであるが、なかなかの肥満児で、お母さんがかなり太っている。
子供は楽しそうにやっているが、お腹がかなり出ている為に床に手をついたりする動作がかなり苦しい表情になる。
こんなに若くしてお母さんがこの体型なら、間違いなく我が子への肥満に対する危機感はないはず。

私がイギリスに来て驚いたのは、離乳食が終わるか否かの赤ちゃんに、チョコレートの袋をまんま持たせて食べさせているお母さんがいることである。
静かにさせるためなのか、何の不思議もなく与えているのか分からんが、初めて見たときビックリした。

息子の小学校にもいるが、肥満による歩行困難で杖をついて歩いている保護者を見ると、食事制限を医療スタッフが伝えることが人権侵害であるから強制出来ないと言ったナースの言葉を思い出す。
出産時に120キロを越えている女性が4-5人に1人になっていると、先日ナースの友人から聞いて目が点になった。
120キロから体重を落とすのは非常に難しく、このまま高血圧や糖尿になりやすい。
一人目の出産から二人目が更に体重が増える為に、どうしても4人に1人が帝王切開となるのだと。

まあ私も娘を産んだ時、同じ日に9人が出産し、私だけが普通分娩だったと助産師さんから聞いて、本当に聞いていた通りイギリスは今や帝王切開が圧倒的なんだなと思った。
無制限の食の先には医療の圧迫があると、誰が知った事か…
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