先日義兄が来た時、ランチは私が作り夕飯はパブに行った。
このパブには12年行っているが、前のオーナーだった時はメニューに挑戦がみられたが、今のオーナーになってからは200-300年変わらんメニューである。
それでも、客はよく入っている。
イギリス人とはしかし、同じ食い物をずーっと食べ続ける才能に長けている。

息子がステーキパイを頼んだ。
私はパイ生地が好きでないため、家でステーキパイは作らない。
だからステーキパイを頼んだようだった。

ステーキパイを食べた息子がビックリした顔で夫に「これは…美味しい!!」と言った。
夫が味見すると「これは旨い!!」と言った。
夫の兄も私もステーキパイが嫌いな娘も味見し、誰もが絶賛した。
あまりに美味しくて、挨拶に来てくれたオーナーの奥さんに「このステーキパイのグレービーソース、めちゃくちゃ美味しいですね。ビックリしました❗」と言った。

奥さんは「そうやろ?◯◯の作るステーキパイだけは、ほんまに美味しいねん」と言った。
奥さんは「これが美味しいのは、牛骨と野菜をローストしてから煮込んで作るから。真似出来ない面倒くささ」だと言った。

私は多分、イギリスのパブで初めて美味しい食べ物に出会った。
だからと言って、次に頼むかといえば頼まんが、あれだけは自分で作るには面倒過ぎる。
カーライルで有名な肉屋が2つあり、どちらもステーキパイを売っている。
かなり売れているが、私は美味しいと思った事がない。
それに比べ、今回のパブのはかなり上を行く。
息子は感動していた。
カーライルのパブにも美味しいものが1つあった…

そら、あるわな…
逆に無いとアカンやろ…っちゅう話である。
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