同僚と先日のジンジャーエールの話しになった。
私はイギリス大手スーパーアスダの、そのコーナーで商品陳列しているおっちゃんに聞いた事実を話した。
同僚のSは「違うと言えば違うねんけど、ほぼ同じ。多分、違うと知らん人も多いかも」と言った。
同僚Dは「ジンジャーエールは色が薄くて、ビールの方は色が濃いし味も濃い」と言った。
同僚Mは「ジンジャーエールはジュースで、ジンジャービールはアルコール無しのビール」だと言った。

私は「ほな結局、ジンジャーエールはジンジャービールと違うやん。何でいつも商品陳列してる店の人が知らんの?」と聞いた。
Sは「イギリス人は…というかカーライルだけかも知らんけど、食に対して、生まれてこのかた一回も口にしたことが無い食べ物の偏りが酷いと思う。だから知らんだけやと思うわ」と言った。
Sは「ほら、だってさカーライルのどこのカフェ、パブに行っても全く同じメニューしかないやろ?多分、カーライルはジンジャーエールが売れずにジンジャービールが売れるから、そもそも入荷してへんのちゃう?」と言った。
Dは「別のスーパーやったらあるやろけど、アスダは中流から下の階級に根付いてるスーパーやから、地域色のある商品を置かな地元民が来ない」のだと、元アスダ店員だった Dが言った。

カーライルから出たことのない同僚らの分析は、「ジンジャーエールが人気がなくて、ジンジャービールの方が売れるから」それしかなかったのでは?との意見だった。
10年近く一緒に働いている同僚は「食に疎いカーライル人の言うくなことなんか信じたらアカンで」と笑った。

そうやった…
店員と言えども無知なのがイギリスのサービス業である。
ナイキショップでランニングシューズを聞いたら「だいたい、どのスニーカーもランニングに向く」と言い、店内にある全てのスニーカーがマラソン用でいけると言った。

そら、走ろう思たらどんなスニーカーでも走れるやろ…
聞いてんのはランニングシューズ、つまりは走るのを目的としたデザインのスニーカーはどれですか?と、ここまでワシは言わなアカンか…!!

聞いた店員が無知だった…
信じたらアカン…
それだけの事であった。
人気ブログランキングへ