遅出の出勤日、久々に時間があったので行きつけの八百屋に行った。
前日ユーチューブでキノコパスタを見て、どうしてもマッシュルームではないキノコが食べたくなったので、シメジを買いに行った。

顔馴染みの八百屋のお兄ちゃんが、「あるでー!」と私に言い、大根を持ち上げた。
私=大根になってるんや…

キノコ類をカゴに入れ、大根のある場所に行くと、八百屋のお兄ちゃんが小さな男の子を連れた父親と話していた。
お兄ちゃんは「この人に聞いたらよろしいわ」と言い、私に手を向けた。

大根は新鮮で重さもあり、しなっていない。
これは…ひょっとしたら…大成功の日ちゃうか…!
今仕入れてきたと言うし、とりあえず1本買って中を確認し、良い大根なら戻ってくる。
私はテンション上がりまくりだった。

レジの途中、八百屋のお兄ちゃんが「さっきあの人が、この大根見てどうやって食べるんか?と聞いたから、ワシは知らんと言うてたとこやってん」と笑った。
もうかれこれ数年、大根を売っていて食べ方は知らんままであるのが、この八百屋の特徴であり、シメジやエノキも「なんかヌルヌルしてるしな…」と嫌な顔で言うが、売ってくれているだけ有難い。

切った大根は新鮮であり、珍しく空洞になっていない。
神様、有難とう!

半分は漬物、半分は豚バラ大根にして、明日また買い占めに行く。

大成功の大根にありつけたのは数年ぶり。
イヤー夢が膨らみますやんか!
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