昨夜の研修は、全くやる気も覇気も気力もないダッチワイフのように可愛い顔の無表情な若きスタッフらに実施したが、反応ゼロ…
向上が今後あるなら奇跡であろう。
一応、強く言ったのは「とにかく、お客様にハローを言おう」。
これが全く言えない子達だらけであるから、クレームが多い。

先日、ドキュメンタリー番組好きの娘が何やら見ていたので、チラリと見てみると、それは若者に与えるネット依存と健康上の問題というテーマのものであった。
友人や家族と一緒にいても、携帯をいじりながらその場にいることが
許される環境に生活している場合、人に話しかけたり、かけられたりする事が落ち着かなくなり、携帯を見ていると自分の目線が携帯に落ちるから安心感を感じ、逆に何も見ずにいる方が周囲の目線が自分になどなくても、自分が人の視野に入るのが不安という、実に複雑な心理を自分で追い込むことになるから、心身が疲れ、そこから様々な問題を抱え…
と、まあこんな内容である。

私はこれを見て思い出した事がある。
いつだったか、スタッフルームで昼御飯を食べていたら、隣の椅子にバイトの16歳の子が来た。
休憩時間ではないはずであるが、何故か座って携帯をいじっていた。
私は食べるときに携帯を見たりしないので、食べる時だけタッパーに顔を向け、噛んでいる時は前を向く。
それを繰り返していると、ふと目線がきになった。
私が顔を前に向ける度に、そのバイトがハッ!Σ(゚Д゚;)と落ち着かぬ顔で挙動不審に目だけ動かし私を見ていることに気がついた。
で、私がその子を見ていないと確認すると、またすぐに携帯に目線が戻る。
え…?これは何…?と気持ち悪かった。
私が携帯を見ずにまっすぐ前を向いて食べている事のほうが、この子には気持ち悪いのかもしれない。

私は面白くなり、その子が出ていくまでずーっと繰り返したった。
食べて顔をフッと上げる→その子ハッΣ(゚Д゚;)となる→また食べる…

あんなに携帯を見ていて、人が気になるのだろうか…
それとも、人が気になるから携帯を見ているだけなのか…
無意味に携帯を見ない私には理解出来ない。
休憩室での出来ごとを娘に話すと、「歩くときも一人で歩く事に居心地が悪いのか、携帯を意味なく手に持って歩く子多いで、見てたら…」と言った。
私は娘に「あんたアカンで!携帯見ながら歩いたら…前から何が来るかわからん。人だけやなく、車や物が飛んで来たり、誘拐犯のバンが前から来るかも知らん。目と音で360度センサー張り巡らして歩かな、取り返しの付かへんことに巻き込まれるんやで!」といつもいう。

一人で歩くことに居心地悪いて、どういう意味かもわからん…
オバハンにはわからん…
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