先週金曜日、いつも娘を送り迎えしてくれているお母さん友達が仕事で迎えに行けず、遅くなるから…との事で、その日は私が迎えに行き、うちで娘の同級生サマンサを預かった。
二人がおやつを食べながら真剣な顔で話していたから、何かあったん?と聞いてみた。

2人によると、やはり幼稚園から一緒の同級生で仲良しのIちゃんには1年前からボーイフレンドがおり、このボーイフレンドが支配したがる性格の男の子で、ボーイフレンドが「あいつと喋るな」とか「あいつと仲良くするな」と全て決めており、最近は特にそれがひどく、Iちゃんはそれに従っており、ボーイフレンドがIちゃんの目の前で人を罵り、ひどい言葉を言っても平気な顔をしていることに理解できないと、二人は悲しんでいた。

またボーイフレンドの男の子は、うちの娘やサマンサ、他にも色々な児童に対して「痩せすぎ」「出っ歯」「デブ」などの容姿を非難したり、関連した卑劣なニックネームを相手が怒るまでしつこく付いて回り言い続ける。
1年前、ある保護者がこの男の子に注意するよう学校にお願いしたが、ハイスクールの教師はクラス内で起こること以外に責任も追及手段もなく、証拠が取れない事案であることから、言われた児童はこのような男の子を相手にしないよう忠告されたそう。
ハイスクールは小学校と違い、このような不特定多数の児童に対して不愉快になる言葉を浴びせる程度のことは問題にはしない。

金曜日、娘とサマンサに再びIちゃんのボーイフレンドがしつこく付きまとい、嫌な言葉を浴びせたから、娘は「人の容姿を言うけど、あんただって背が低いやん。それを言われたら嫌でしょ?」と言い返した。
その夕方、Iちゃんから娘とサマンサにメールが届き「私の彼氏を傷付ける言葉を言わないで。そうとう泣いているから二度としないで」と言ってきた。
そこでサマンサは「分かった」とだけ返信、娘は「悪いが、あんたのボーイフレンドが始めた嫌がらせやん。まずは自分のボーイフレンドに人の容姿の誹謗中傷を辞めろと言えば?」と返信。
Iちゃんは「話してはみるけど…」とだけ返信した。

月曜日、娘が帰宅しクッキーを食べている顔が少し違ったから、私は何かあったのかと聞いた。
やはり、月曜日もIちゃんのボーイフレンドが娘やサマンサに容姿の悪口を言ったらしい。
私は娘に言った。
「わずか11歳で彼氏、彼女、付き合うだの、付き合った1年記念日だの大人の私からしたら、ちゃんちゃら可笑しい話なんやけどな、Iは今ボーイフレンドが全てになってしまってん。それはそういう年齢になってきて今だけかもしらんし、これからもそうやって生きていくかもしらん。大人になっても、彼氏が出来たら連絡途絶えて彼氏の言いなりになる女、友達とご飯にも遊びにも一切行かなくなる女なんかいっぱいおる。でもそれが幸せやと本人が思っているなら、周囲の人間が残念がる事はなくて、友達関係がなくなるなら、それはそれ。あんたがやるべき事は、しつこく容姿の悪口を言う頭の悪い12歳の子供に参加せんことや」
と話した。

娘は「わかってる。Iのボーイフレンドが私の容姿を誹謗中傷しているのを止めず、私がそれで離れていったとして、 Iがボーイフレンドを選ぶなら、それまでの友達やと思ってる」と言った。
以外にクールでビックリした。
オカン、必死に説明したのに…

女友達は厄介で、若い頃から色々削ぎおとしては増え、そうやって残った友達が友達であるが、この話しは13歳の娘にはまだ早い。
また何かに直面したら話すつもり。
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