イギリスに来て、今の職場が4つめ。
最初は保育園だった。
スタッフは若く、喧嘩はする、揉める、泣く…がまあ多かった。
それから今に至るわけであるが、スタッフの喧嘩、揉め事、泣くはやっぱりある。

今日はスタッフが二人風邪で休みで、売り場にスタッフ2人しか配置できなかった。
しかし朝10時になり、売り場の一人が在庫室に戻ってきた。
「レジに人が来たらレジを打たなあかんし、自分の持ち場の服は畳まなあかんし、やらされる事が多すぎて思考が止まる」と泣き出した。

今日はカーライルは嵐で、客はほぼ来なかった。
忙しくはないはずであるが、本人の言い分は「2つの仕事をしたくない」と言うものだった。
客が乱した衣類をたたみ、レジに客が来たらレジ打ちをする。
これだけである。

この子はそもそも責任者になりたいと応募してきたが、面接でおとなしい印象である事と、前の職歴がテスコというスーパーで乾物の品出し担当しかやっていなかった事で、アパレル未経験であるし責任者は…という事で週16時間のパートになった。

泣いているから売り場に立ちたくないと主張し、2つの仕事をすると前向きになれないと言うた。
どーゆー意味かも私にはわからん。
2つしたら前向きになれず、レジだけやったら前向きになれんのか…

「テスコでは乾物を補充するだけで良かった。それなのに、ここの仕事はレジやれ、紳士服やれ、レディースの下着をサイズごとに並べろだの、要求が多すぎる」と泣いた。
これで責任者なりたいて、よう言うたな…
己の仕事能力を知らずして、責任者に応募してくるところが、かなり前向きな典型的イギリス人やと私は思うが…
2つ仕事任されたら後ろ向きになるなら、スーパーの陳列に戻った方がええと思う。
「バイバイ」も言わず、シフトの5分前に帰った。

もう辞めてくれてええけどな…
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