夫が校長になり、その時に不思議な縁を感じた話。
新しく就任した校長には、他校の現役ベテラン校長先生が後見人というのか、相談役とでもいうのか、最初の一年またはそれより長く付いてくれる。

で、夫の相談役と後見人に是非なりたい❗と手を上げてくれた方こそ、うちの子供の小学校の前校長をされてた方である。
本当に保護者から絶大な信頼と尊敬をされていた人だった。
しかしコロナ前に市の教育委員会の一員になられ、アカン学校を良くしたり、モンスター親によるストレスで校長が不在となったままの学校に、別の学校から交代で校長代理を送るなどの仕事をするため、惜しまれながら小学校を辞められた。
しかし、後ちょっとで定年を迎えるという去年に、カーライルで一番ズタズタの小学校を建て直してから教師人生を終えたいと教育委員会を辞め、再び校長に就任された。
教育委員会にいる方が給与も遥かに高い。
それなのに、教師として人生を終えたいという。

その方が、夫の相談役に付いてくれた。
「あの人は必ず上に立つ人になるから、育てたい」と名乗りをあげてくれたそう。
まさか、ここで再会するとは思っておらず、縁とは不思議なものだと思う。
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