人材を募集し、色々履歴書が送られてきている。
しかし土日は無理、3時以降は無理、月曜日のみ…など、フレキシブルに働ける人がいない。
そんな中、どう読んで発音するのかわからない名前の人が応募してきた。
イギリスには1年半前に来て、今は清掃をやっていると書いてあった。

この人だけが週7日、何時でもOKであるし、英語がどうかは分からんが、とりあえず電話してみようという事になった。
電話ですぐに「私は電話で英語が理解できないので、会って話しては駄目ですか?」と言ってきた。

イギリスに来て間もない…
分かるわ~その本音…
未だに電話は難しい私にとって、それは正直な本音である。

やはり英語はギリギリだった。
本当に理解しているかは危うい部分もあるが、私はこの程度の英語の方が、しょーもないオッサンギャグを言われる事もなく、しつこく値切ってくる身なりの良い客に捕まる事もないのではないかと思う。
基本、イギリス人の年配の方は優しい。
こちらが外人だと、広い心で対応してくれる。
分からない方が傷つかずに済む事もある。

とんだ間違いをしたとして、せいぜい客の希望と違うものを在庫から持ってきた…とか、その程度かと予想すると、完璧な英語より一生懸命さがあれば、私はそれの方が伸び代があると思う。
客だって、違うものを持ってきて激昂はないかと思いたい…が、ただ子連れのイライラ女は別である。
が、ソーリーと言うといたら怒って帰りよる。

私がそうだったように、英語が駄目でも、誰かが採用して経験を積ませなければ、伸びる場所がない。
私は合格としといたが…
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