明日は休みで、1週間分の食料を買いに行く日である。
買い出し前日、私は向こう1週間分の献立、土日の休みの昼御飯と朝ごはんのメニューを決め、それから必要な食材を明日行くスーパーの配置順に書き出し、無駄なく買い物が終わるようにする。
だらだらスーパーを歩くのが嫌なのと、買った食材をすべて使いきり冷蔵庫の中を拭いて買い出しに行きたいので、そうしている。

今日は職場で休憩時間にそれを書いていた。
勿論、日本語である。
同僚が「献立?」と聞いた。
一瞬、日本語が読めるのかと思ったが、20、21…と数字が書いてあったから、そうかなと思ったらしい。

別の同僚で、もうすぐ結婚するスタッフは「うちはお母さんが月曜は野菜スープ、火曜はスクランブルエッグとトースト、水曜はソーセージ…と1週間が決まってるから、私も妹も家を出てもそれを変えられへん。他に思い付かん」と言った。
だからスーパーに行っても全く同じ食材を買うだけで良いから楽チンらしい。

たまに出くわす1週間7レシピしか持たないお母さんから育てられた人…
しかし嫌気が差さないのなら、誰に迷惑をかけるでもなく、ただ食が広がらないというだけで問題はない。

うちの夫はあの義母がお母さんだったわけであるが、やはり家を出るまで金曜日はステーキとベイクドポテト、市販のコールスローと決まっていたらしい。
飽きなかったか?と聞いたら、「金曜日はステーキとベイクドポテトとコールスローて決まっていたから」と答えた。

同僚の父親が入院した際「3か月、毎日違うもんが食べれた」と喜んでいたという。
やっぱりイギリス人の奥さんを持つ旦那さんも、実は変化を求めているのかと思った。
ちょっと笑ってしまった。
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