先日、娘と髪を切りに行った。
前回行った時、娘がフケが悩みだと店長さんに話したら、「これフケちゃうで」と言われた。
頭皮が乾燥している事によるものだと言われた。
「直ちにフケ用シャンプーを止め、潤いシャンプーで洗い、暫くトリートメントをしっかり置くと消える」とアドバイス頂いた。
で、その通りにしたらフケやと思っていたのが2回目から消えた。

店長さんから「フケは黄色みがあり臭うし、脂っぽい見た目。この子のは白くて臭いもないし、なんせパサパサしてるから違うねん」と説明を受けた。

前回、娘は毎日シャンプーすると伝えた際「1日置きが理想」と言われた。
以後、空手とスイミングスクールに行った日は連日シャンプーするが、それ以外の日は言われた通り1日置きにしている。
しかし、私の知る限りのイギリス子供は週1しか髪を洗わない。
「ヨーロッパは乾燥しているから、シャンプーしない説を聞いたことあるんやけど…」と言ってみた。
すると店長は面白い顔になり「そうやねん…汚いやろ、あれ…」と笑った。

店長は私より年上の独身で子供はいないが、甥と姪がいる。
「あんなん文化でも習慣でも気候のせいでもないわ。ただ不潔で平気な人達なだけや」と笑った。
横の椅子でパーマをかけていたおばあちゃんも「そうそう、ただのグウタラ…」と笑った。
それから店長の甥姪、おばあちゃんの孫娘の頭皮が鼻を反らしたくなるくらい臭うこと、フケが直径数センチのものが剥がれたこともあることなどの話題になった。

イギリスの女の子は長い髪の子が多い。
滅多に見ないがボブの子を見かけると、おった!と感動してしまう。
背中まである長い髪を洗い、乾かす手間が面倒なだけ…
髪を何故頻繁に洗わないのか誰にも聞いたことがなかったが、結局習慣と気候は関係あらへんかった…
客のおばあちゃんが「私の子供時代はシャンプーもないし、風呂はリビングにある暖炉の前で入る為に湯を運んで入らねばならないから手間が大変だった。だから週1だったけど、今は蛇口ひねったら湯が出るでしょ?ドライヤーだってあるでしょ?昔からの習慣なんて、言い訳だわ、そう日本に広めておいて」と笑った。

店長は「せめてイギリス人が1日置きにシャンプーする習慣に変われば、あの顔を反らしたくなるなる臭いからは解放されるのに…」と言った。
顔を反らしたくなる臭いて…
良かった…美容師やなくて…
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