雪と雹と凍結路で、日々ひや冷やしながら暮らす冬。
明日は雪やろか…
凍結路の運転が苦手な私は、出きるならバスで仕事に行き、バスで子供の学校と習い事に行きたいくらいであるが、あいにくそれも出来ない。

先日、今の家に越す前の二軒隣に住んでいた、市バス運転手の指導員をされているおっちゃんに出くわした。
うちの前のバス停から乗れるバスがコロナ前は30分に1本あったのが、朝8時半に1本、夕方4:10、6:10の3本になり、土日祝日は完全になくなった話をした。
解雇と人材不足はどこも同じである。

おっちゃんは、「バスの運転手は、ポーランド人が一番上手いから、ポーランド人を優先的に採用したいくらいや」と言った。
何でポーランド人なんか?と聞くと、ポーランド人は雪に慣れているため、降り始め間もない濡れた雪、翌日の固くなったツルツル滑る雪、深い雪の運転も難なくこなす。
バス経験がなくても、凍結路の運転技術は多分ロシア人と並ぶくらい上手いと思うから、ポーランド人が欲しいのだそう。
イギリス全土のバスドライバーをポーランド人にしたら、事故が減ると断言していた。

私が嫁に来て初めての雪の運転の時、私が滑り止めタイヤを付けたいと言ったら亡き義父が私に「イギリスは誰も滑らんタイヤなんか付けてへん。それよりも、とにかくゆっくり、10~20キロ以下を守ったら絶対に滑らんから。どんなに後ろから煽られても、20キロは越えたらアカン。焦らず、高速車は無視してゆっくり走りなさい」と言われた。
未だ雪の日は私は義父の言った助言を死守して走る。
私もポーランド人のように凍結路上等になりたい。
人気ブログランキングへ