私は時々、我が子に申し訳ないなーと思って来た事がある。
それは地元民のお母さん達のように互いの家を毎週行き来し、お泊り会や夕飯を食べさせるなどの交流を好まない私の性格から、我が子が「お友達を家に呼びたい」という願いをなかなか叶えてやれなかった事である。

それは言葉の壁が最初だった。
メールも上手く返せない。
時に夫に訳してもらう事もある。
そうして仲良くなっていったお母さんが1人、また1人と増え、やっと娘のお友達を呼ぶことになったのは去年の事である。

そうして息子が学校に上がり、「お友達を呼びたい」と言うようになった。
しかし、私は息子のクラスメイトのお母さんとの交流がほとんどない。
何と言うか、学校で会ったりパーティで会ったら横に座って話し込むお母さんはいるが、互いにお茶に行ったりするまでではない。
本音を言うと、息子のクラスは問題児も結構多く、呼ぶか・・・・と考え込んでしまう。

そうこうして最近、私には新しくナイジェリア人のママ友が出来た。
電話で話したり茶に行ったりするうち、うちの息子とそこの息子が学校の休憩時間に毎日一緒に遊んでいる事が分かった。
そうして今日、彼をうちに招く事になった。
娘のお友達も呼び、何と言うか、私の息子への1つの申し訳ないねという思いが消え、遂に息子の夢をかなえてあげられてよかったという安堵にも似た気持ちになった。

来てくれてありがとう・・と気持ちを込めて作ったカップケーキ。
やっとここまで来れた。
日々前進なり。

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カップケーキ:チョコカップケーキを焼き、ホワイトチョコレートを溶かしたものをくぐらせ、上にマシュマロを置いただけ。