安全

先週、うちの村に唯一ある市営住宅に住む薬中家族が、再び騒動を起こした。
明け方の2時半から4時半にかけ、男2人がこの家の玄関や窓を叩き蹴り、怒鳴る騒動があった。
明らかにヤバイ感じの男2人であった。
警察が来たのは明け方4時半。
それまでの間に隣人は特に恐怖であったはずである。
もうチャンスはあげられない。
そう確信した。
30歳の母親は、13歳からこれまでに何度と逮捕され、何度も何度も施設で治療を受けている。
イギリスは薬物とアルコール依存患者数に深刻な問題を抱えており、ここに膨大な税金が投入されている。
それでも依存性から抜けられるのは一桁だという。
私たち村人が抱えているのは、この家族だけであるが、これがカーライルだけでどれだけの数になるのだろうか、イギリス全体ならどれだけなのか。
無料の戸建てと光熱費、子供の送り迎えの個人タクシー、食費の為のクーポン、現金は持たされないよう市から徹底されているが、現状はそうではない。
薬物欲しさに女の場合は体を売るのが簡単なのだと聞く。
家族を追い出す署名が始まり、管轄先から説明会が明日行なわれる。
この家族が越して行っても、この市営住宅に来るのがどんな家族なのかは分からない。
今朝、ロンドンの地下鉄でホームから人を突き落とす男のニュースを見た。
前日まで薬物をやっていたと報道されていた。こんなのを聞くと、やはりチャンスはあげられない、そう思う。